鹿児島
2022/04/18 21:00
東シナ海を背に撮影を楽しむ家族連れ=長島町の城川内ふれあいパーク
東シナ海に面した長島町と阿久根市の海沿いにハート型のステンレス製オブジェが相次いで登場し、訪れた人を楽しませている。幻想的な夕日を眺めながら撮影できる「映えスポット」として人気を集めそうだ。
国道389号沿いにある同町城川内のふれあいパークには、海を背景にしたオブジェ(高さ約1.7メートル)が石積みの上に立つ。夕日の位置に合わせられるよう回転できる。近くには1年の日の入りの方向を記した看板もある。
長島町が2021年度、若い世代や家族連れらに地元の景観を知ってもらおうと整備した。4月初旬、成人の記念に晴れ着姿で訪れた出水市の会社員米平実那さん(20)は「かわいらしいハートと海の組み合わせが魅力。インスタ映えしそう」と話した。
阿久根市では3月中旬、阿久根新港防波堤を利用した遊歩道「サンセットロード」の先端部に、オブジェ(高さ約1.3メートル)がお目見え。間近に阿久根大島が浮かび、港町の雰囲気も味わえる。
県北薩地域振興局が設置し、防波堤のブロック約10カ所にハートの模様を記した。「撮影と共に隠れハートも探してほしい」とPRしている。
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