和室のレイアウト例を紹介!オシャレな和室を作るコーディネート術!

投稿者:ライター 吉田梨紗 (よしだりさ)

鉛筆アイコン2022年5月19日

オシャレな和室にするためには、レイアウトを工夫する必要がある。過ごしやすい空間にするためにも、コーディネート術を学んでおこう。この記事では、和室のレイアウト例を4.5畳と6畳、8畳に分けて紹介する。リビング横にある和室のレイアウトや、オシャレな和室にするコーディネートアイデアとあわせてまとめたので参考にしてほしい。

 

1. 和室のレイアウトアイデア

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和室の広さによって適したレイアウトは異なる。広さ別にレイアウト例を解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

4.5畳和室

4.5畳の和室では、コンパクトな丸い座卓と座椅子を中心に配置しよう。圧迫感を感じにくい、ロータイプの家具で揃えるのがおすすめだ。座椅子は2脚くらいが丁度よく、入り口の方向を避けて置けば出入りがしやすい。動線を確保できるなら、飾り棚を置いてもいいだろう。

空間を広く使いたいなら、座卓を置かないシンプルなレイアウトがおすすめだ。畳の上でそのままくつろぐスタイルになり、布団を敷く場合でも家具を移動させる必要がない。飾り棚や収納家具は壁際に置き、中央にスペースを確保しよう。大きめのクッションを用意しておけば、横になりたいときに便利だ。

6畳和室

和室の真ん中にラグを敷いてくつろぎの空間にしてはいかがだろうか。あとは座卓と座椅子、テレビ台をレイアウトすればOKだ。冬は座卓の代わりにこたつを置いてもいいだろう。ラグやこたつ布団はシックな暗い色を選ぶと、和モダンな雰囲気になる。

4人掛けの四角い座卓と和座椅子を組み合わせるのもおすすめだ。旅館をイメージすればわかりやすい。食卓としても使えるため、家族団らんの場所としてもおすすめだ。客間として使いたいなら、オシャレな飾り棚を置いてもいいだろう。

8畳和室

ロータイプのソファーを中心としたレイアウトアイデアを紹介しよう。反対側にはテレビ台を配置してその間に座卓を置くといい。大きめのラグを敷くと、和室でも洋風のコーディネートが可能だ。落ち着いた色を選べば和室にも馴染みやすい。

布団の上げ下げが面倒なら、ベッドを中心にした寝室レイアウトにしよう。落ち着いた色合いのローベッドは和室に馴染みやすく、脚のないフラットタイプは畳に跡が残らない。ベッドは場所をとるので、ほかの家具はコンパクトなものを選ぼう。

 

2. リビング横の和室のレイアウトは?

和室

ここでは、リビング横に和室がある間取りのレイアウトを解説する。過ごしやすい空間にするためのコツを紹介しよう。

上述したレイアウトを基本にしよう

リビング横にある和室でも、基本的な考え方は変わらない。和室とのつながりを意識する場合、顔が見やすく声が通りやすいレイアウトにしよう。リビング側の家具もロータイプで揃えると会話がしやすくなる。リビングとの間に家具を置かないようにすると、出入りがしやすい。

リビングと和室の空間を分けたいなら、両側がオープンなタイプのラックを活用するといい。境目に置いて仕切りとして活用しよう。階段タイプや積み上げて使えるボックスタイプなど、インテリア性が高いラックがおすすめだ。食器やインテリア雑貨をオシャレに飾ろう。

 

3. 和室をオシャレにコーディネートするアイデア

和室

簡単に実践できる、和室のコーディネートアイデアをまとめた。レイアウトとあわせてチェックして、オシャレな和室を実現しよう。

モダンテイストの家具を取り入れる

和室とモダン(現代的)テイストの家具を組み合わせれば、和モダンな空間が完成する。直線的なデザインの家具を選ぶのがポイントだ。シンプルな家具なら、和室にもスッキリと馴染むだろう。ガラスや金属、レザーといったモダンな素材も積極的に使用するといい。曲線のデザインや天然素材を適度に取り入れるとオシャレだ。

ロータイプのインテリアで空間を広く見せる

和室では床の上で過ごす「床座」が基本だ。背が高い家具を使用すると、床に座ったときに圧迫感を感じやすい。背が低いロータイプの家具やインテリアで揃えよう。和室を広く見せることができるうえ、過ごしやすい床座の生活が実現できる。

メインカラーとアクセントカラーをバランスよく取り入れる

主なインテリアに使用するメインカラーと、差し色として使用するアクセントカラーのバランスが重要だ。床や壁の色であるベースカラーが70%、メインカラーは25%、アクセントカラーは5%を目安にしてほしい。

メインカラーにはアースカラーを選ぶと、落ち着いた印象になるだろう。畳や障子、壁などベースカラーに淡い色が多い和室では、鮮やかなアクセントカラーを選ぶといい。和室と相性がいい金や銀、銅など、日本の伝統色もおすすめだ。

 

4. 和室はレイアウトやコーディネート次第でオシャレに生まれ変わる

和室

和室はレイアウトによって印象が大きく変わる。オシャレな和室にするために、レイアウトアイデアやコーディネートのコツをチェックしてほしい。適したレイアウトはご家庭によって異なるので、広さ別の実例を参考にしてみよう。用途や家族の人数を考慮したうえで、どのような和室にしたいのかイメージするといい。

結論

レイアウトを工夫すれば、オシャレで過ごしやすい和室になる。4.5畳と6畳、8畳に分けてインテリア実例を紹介したので、ぜひ参考にしてほしい。モダンテイストの家具を取り入れる、ロータイプのインテリアを選ぶなど、コーディネートのコツも上手に取り入れよう。

  • 更新日:2022年5月19日

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