変わるまち 鹿児島中央駅西口 複合ビル来年春完成へ 人の流れどうなる?[

05/10 19:45

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鹿児島市中心部で進む再開発の今をシリーズでお伝えします。1回目は、来年春の完成を目指して複合ビルの建設が進む鹿児島中央駅西口です。
(記者)「鹿児島の陸の玄関口で新たなまちづくりの核となる複合ビルの建設が進んでいます。どんなビルができるのでしょうか」
鹿児島中央駅西口にあるおよそ6500平方メートルの敷地では、JR九州が地上10階建ての複合ビルの建設を進めています。
当初はおととし開業する予定でしたが、隣接する県工業試験場跡地が一時、県総合体育館の候補地に浮上した影響で計画が遅れ、去年11月にようやく建設が始まりました。
複合ビルは地上10階建てで、総面積は2万5400平方メートル。1階から3階は商業施設エリアとなります。一方、4階から10階は賃貸オフィスのスペースで、床面積は1万3000平方メートルと県内最大規模のオフィスビルとなる計画です。
また2階部分は、鹿児島中央駅や新たに整備される240台収容の立体駐車場とも直接結ばれる計画で、西口方面への新たな人の流れを生み出すと期待されています。
(JR九州事業開発本部 中川克信課長代理)「駅直結であるということ。駅から雨に濡れずに改札から非常に近い位置で接続できるのが最大のメリット」
また、複合ビルの完成後には隣接するおよそ3000平方メートルの敷地に、マンションを建設する計画もあります。
(中川課長代理)「その後に隣接地に住居棟の開発を目指していて、1期開発を起点に鹿児島中央駅西口エリアでも、まちづくりが広がっていけばいい」
九州新幹線の全線開業に伴って進められてきた鹿児島中央駅周辺の再開発。東口では商業施設「Li‐Ka19・20」が去年、オープンし、電車通りをまたぐ歩行者用デッキの整備が進むなど、大きな動きが相次いできました。
西口でもここにきて再開発の動きが加速しています。その一つが道路です。複合ビルの整備地と、アミュプラザ鹿児島西立体駐車場との間を通っていた鹿児島市道の武33号は先月1日から廃止され、歩行者専用になりました。
複合ビル整備地西側の市道・武32号も…
(記者)「以前は道路が狭く一方通行でしたが、拡幅され、相互通行ができるようになりました」
さらに、西口公園から日本郵便の鹿児島事務所前を通る市道・武25号も今後、一部を拡幅する計画で、人の流れが増えても混雑しにくいよう対策を進めています。
変わりつつある鹿児島中央駅西口。地元商店街では期待の声が聞かれます。
(ぞうさんのはな通り会 生駒裕一会長)「やっぱりうれしいですよね。西口のシンボルになってくれればいいなと。施設ができることでオフィスもたくさん入られるので、そこで働く方たちがこちらで飲食してくれれば、すごくいいことだと思う」
経済の専門家は、再開発で交通アクセスのいい西口にオフィスの受け皿ができれば、県外企業による拠点再編など経済の流れを変える可能性もあると話します。
(九州経済研究所 福留一郎・経済調査部長)「新幹線全線開業で福岡に(オフィスが)全部取られていくんじゃないかという話もあったが、拠点は残しておくというメリットもあるし、受け皿となるオフィスができれば県外でも来やすくなる。駅近くというアクセスもいいし。新しいマンションの計画もあるようので、昼夜問わず西口に人が集まる受け皿になる感じがする」
鹿児島中央駅西口に、新たな人、そして経済の流れを生み出すことができるのか?その波及効果も含めて注目される複合ビルの完成・開業は、来年春の予定です。

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