小芝風花、NHK鹿児島発ドラマでヒロインに!方言に苦戦「イントネーションがまるで別物」

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2021年11月18日(木) 15時06分

小芝風花(c)NHK
 NHK鹿児島放送局が制作する地域発ドラマ『この花咲くや』が来年春にBSプレミアムで放送される。

今月15日に鹿児島・南栄リース桜島アリーナ(桜島総合体育館)でロケ取材会が行われ、主演の小芝風花をはじめ、共演の吉岡秀隆、永作博美、犬飼貴丈らが出席した。
 同作は、寄り添うことに素直になれない2世代の男女が、天災と隣り合わせの鹿児島を舞台に、「幸せ」を探す姿を描く物語。

 小芝は、桜島の印象について「すごく優しい山なんだなっていう印象になりました。もちろん、噴火する事もあり、力強い部分はあると思うんですけど、見ていて心が浄化されました。荒々しいものがあまり表に見えなくて、毎日ホテルからロケバスに乗るまでにすごくきれいに見えるスポットがあって、『今日の桜島はどれだけくっきり見えるんだろう?』『もやがかかるんだなぁ』とか感じながら過ごしています。本当にその日によっても、見る時間によっても印象が違うなって思いました」とコメント。

 鹿児島弁について聞かれると、小芝も永作も難しかったと回答。

それぞれ「イントネーションがまるで別物」と話し、永作は「どんどん台詞が詰まってくると混乱してきて。でも、それがインプットされて来てるって事なのかな、とも思いました。いつの間にかふだんの会話のなかにも、うっかり鹿児島のイントネーションが入ってきてしまうような状態になりました。慣れてくると『心地良い耳触りなんだろうな』と思いました」と語った。

 また、小芝は鹿児島ロケを通して、苦手意識のあった芋焼酎が好きになったとコメント。鹿児島で飲んだ芋焼酎は飲みやすかったとのことで「ご飯屋さんに行ったときにどんな種類の焼酎が置いているのか、銘柄を見るだけでワクワクするようになりました」と語り、同じく芋焼酎が苦手だったという吉岡も克服できたそうで、「人も優しいし、風土も南国でとても好きになりました」と話した。

 最後は小芝が「迷ったり、トラウマがあったとしてもそれでも前に進んでいきたいっていう人の強さと桜島の力強さがリンクしている作品だと思います」とPRした。

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