新たに完成した魚類市場の市場棟(2工区)=7日、鹿児島市住吉町
鹿児島市中央卸売市場魚類市場(城南町)で7日、新市場棟(2工区)の完成式があった。
愛称は「さつま黒潮市場」に決定。
従来の外部開放型から閉鎖型に変わり、衛生管理機能が大幅に向上。
高品質の海産物出荷が期待できる。既に稼働している1工区分と合わせ、12日から新市場棟は全面開業する。
2工区分(2019年10月〜21年8月施工)の新市場棟は、鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約1万700平方メートル。
閉鎖型となったことで、桜島の降灰や鳥類の影響を防げるほか、施設内の温度を管理しやすくなった。
1階は卸売場と仲卸売場、2階に事業者の事務所や駐車場を設置している。
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