鹿児島本港区北ふ頭に25メートル浮桟橋 県、観光客の回遊性向上へ整備 マリンポート、桜島港と結ぶ

2022/03/22

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 鹿児島県は、鹿児島市の鹿児島港本港区北ふ頭に浮桟橋を整備する方針を明らかにした。大型客船でマリンポートかごしま(同市)に到着した観光客を、小型船で桜島や中心市街地に回遊させて県都の活性化を図る。県議会総合政策建設委員会で11日、鹿児島地域振興局の松本俊一局長が説明した。
 北ふ頭への浮桟橋整備により、マリンポートと桜島港という海上交通の要所3地点が船で結ばれる。マリンポート一帯は交通渋滞が激しく、海上輸送で観光客の利便性が高まることも期待される。
 同振興局河川港湾課によると、整備地は桜島フェリー乗り場やかごしま水族館の近く。桟橋の長さは25メートル程度。鹿児島湾で運航する遊覧船「クイーンズしろやま」や高速船「なんきゅう10号」など20トン級の船が利用できる見通し。2022年度に設計に着手し、23年度に完成見込み。事業費は約8000万円。
 県は19年にマリンポートかごしまに高速船・小型船舶用の浮桟橋を整備した。桜島港でも同様の施設整備を進めており、今年4月の利用開始を予定する。
 松本局長は「(数時間程度で観光地を回る)マイクロツーリズムが注目されている。新型コロナウイルス後を見据え、地域資源を生かした観光地づくりが重要となり、浮桟橋の活用で鹿児島湾と桜島を組み合わせたさまざまな事業が展開できる」と述べた。

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