By 移住先探しダイアリー|
2021.12.19|Tags: 鹿児島移住
鹿児島旅行に行ったり、鹿児島の映像を見たり、鹿児島出身の友人が出来たり、何かがきっかけで鹿児島移住したくなったあなたへ。鹿児島移住を実現するための3ステップをお伝えします。
1:鹿児島移住の基礎知識を得る
まずは、鹿児島の基礎データ、鹿児島出身の芸能人、街のすみここちランキング、移住支援制度etc.を知って、鹿児島の全体像を掴みましょう。Googleのストリートビューを使ったオンライン下見もおすすめ。
開聞岳
鹿児島県の基礎データ
鹿児島の魅力
鹿児島といえば、薩摩藩出身の西郷隆盛や大久保利通、小松帯刀など明治維新で活躍した人たちが頭に浮かぶ。九州南端から日本の変化に多大な影響を与えたなんて凄いなと思う。鹿児島には、それらの歴史が現代まで受け継がれている。人々は凛としていて誇りを感じる。鹿児島の魅力は、自然・火山・温泉・美食に加え、人そのものだ。
面積：9,187.01km2（全国10位）
人口：1,576,903人（2021年11月、全国24位）
温泉源泉数:2,755本（全国2位）
隣接都道府県：熊本県、宮崎県
鹿児島県出身の芸能人
鹿児島市:沢村一樹、上白石萌音、上白石萌歌、稲森いずみ、恵俊彰、はしのえみ、加藤ローサ、森進一、長渕剛（出生地は日置市）、薩摩川内市:山田孝之、小西真奈美、鹿屋市:哀川翔（徳島市生まれ）、伊佐市:榎木孝明、出水市：荒木しげる、阿久根市：宮尾すすむ、鹿屋市、国生さゆり、日置市：中島美嘉 etc.
街の住みここちランキング
順位 昨年 自治体名 偏差値
1位 1位 姶良市 69.8
2位 2位 鹿児島市 65.0
3位 4位 霧島市 59.0
4位 3位 日置市 55.8
5位 6位 出水市 54.5
6位 12位 指宿市 51.3
7位 7位 鹿屋市 50.7
8位 5位 奄美市 50.6
9位 9位 南さつま市 49.0
出典：街の住みたい街ランキング鹿児島
姶良市
県中央部に位置。ＪＲの５つの駅、２つのインターチェンジと九州自動車道を有し、空港や新幹線発着駅にも近いといった利便性の高い街で、隣接する鹿児島市のベッドタウンとして発展を続けています。
鹿児島市
薩摩藩７２万石の城下町として発展。イタリアのナポリ湾を望むナポリ市と県のシンボル「桜島」を望む景観が似ていることから、『東洋のナポリ』と称されています。国際会議観光都市にも指定されています。
霧島市
県本土の中央部、鹿児島湾の最深部に位置。県内第２の人口都市で、古くから薩摩・大隅地方と宮崎県を結ぶ交通の要衝地として発展。日本で初めて国立公園に指定された「霧島山」や霧島温泉郷、日当山（ひなたやま）温泉などの温泉で知られる観光地で、坂本龍馬と妻お龍が訪れた日本で最初の新婚旅行地としても知られています。
鹿児島県の移住支援金制度
鹿児島市
鹿児島移住支援事業
東京圏23区（在住者又は通勤者）から鹿児島県内に移住し，移住支援金の就業要件を満たす就業をした方，又は起業支援金の交付決定を受けた方に，移住先の市町村への申請に基づき移住支援金が交付される制度
支援金支給額
2人以上の家族・世帯の場合：100万円、単身者の場合：60万円
詳しくは⇒鹿児島県移住支援金案内PDF
移住・定住サポート
・新規農業・漁業の就業者、農業・漁業後継者への支援金
・新規創業者への支援金 など
・定住を目的とした方への住宅の取得費用の助成
・空き家バンクの活用や住宅のあっせん
・公営住宅の入居募集や住宅料金の助成
・子どもの医療費助成
・出産祝い金
・ファミリーサポートセンター事業
・人間ドックの補助金
・高齢者への訪問サービスや介護用品への支援
・長寿祝金の支払い
・移住体験 etc.
詳しくは⇒かごしまで暮らす>支援制度・助成金
2:鹿児島移住を考える
鹿児島移住のメリット・デメリット、仕事やお金について、しっかり考えましょう。ここからは、ご家族と一緒に考える方が良いです。あなたのメリットは、ご家族にとってはデメリットになる場合もあるし、その逆もあるでしょう。私は、この考えて話し合うをすっ飛ばして、Uターン移住して大失敗しました。なので、あなたはそうならないで下さい。
メリット・デメリット
鹿児島移住メリット
・東京に比べると人が圧倒的に少ない
・九州本土最南端で温暖な気候
・霧島温泉（霧島市は移住者数が九州トップレベル）が楽しめる
・自然を堪能できる
・新幹線が便利 etc.
鹿児島移住デメリット
・桜島の火山灰
・車は必須（人の数だけいるかも）
・都心部まで少し距離がある
・教育環境が首都圏と異なる etc.
仕事とお金
移住後の仕事
今の仕事が完全テレワークなら特に問題ないかも知れません。あるいは完全テレワークの仕事を見つけてから地方移住するなら、仕事への不安も少ないと思います。そうではなく、転職や就農となると、しっかりとした相談者を見つけておくことが大切。自治体の相談窓口や民間の地方移住関連の相談窓口をうまく活用していきましょう。
自治体の無料職業紹介所を利用してみる
⇒ふるさと人材相談室（UIターン就職希望者向け無料職業紹介所）
移住支援金対象の就職マッチングサイトで仕事を探す
⇒かごJOB
移住後のお金
先輩移住者に話を聞くと、お金をしっかり貯めておけと、よく言われます。移動費（出来れば車は人数分欲しい）、家のリフォーム代、急な出費 etc. お金をセーブするために地方移住したけど、実際はそれほど変わらないという声も良く聞きます。なのでお金については計画立てて準備しておきましょう。
3:鹿児島移住者の声を聞きに行く
鹿児島市
3つ目のステップは、先輩移住者の話を聞くことです。先輩移住者は、移住後も強い味方。自治体の相談員に先輩移住者の紹介依頼をすれば対応してくれる場合もあります。SNSなどから直接連絡するも有り。私はツイッター経由で先輩移住者へ連絡しています。またお試し移住制度なども積極的に活用し、地元の人の声も聞いてみましょう。
移住者インタビュー
【鹿児島県霧島市│移住者インタビュー】移住してよかったことは？
霧島の風土から、自然や生きることのありがたさを、以前より身近に感じられるようになりました。また、屈託のない、心温かな人々や、美味しく新鮮な食べ物、お水、お茶の素晴らしさにも魅了されています。
東京では何かを欲したり、追い求めたりと、常に足りないと思う気持ちが私の原動力でしたが、こちらにきてからは、シンプルである事の心地よさや、「足るを知る」喜びの中で生活できるようになった気がしています。また、移住して以来魅せられているこの土地にて「第6代霧島ふるさと大使」としてご任命をいただき、各地でのPR活動や、イベント行事等に参加させて頂いております。
【鹿児島県鹿児島市│移住者インタビュー】鹿児島市の魅力とは？
「私は西郷さんを知り、鹿児島を知ったので、足を踏み入れる前の自分の中の鹿児島のイメージは昔のままだったんです。鹿児島に行けば、みんな“おいどんは”って言うのかなと思ったりして。ただ、来てみたらまったくそんなことはなく。思っていたよりもだいぶ都会でした。
実際に暮らしてみると、すべてがコンパクトにまとまっていて、程よく何でも揃うという印象です。少し車で走れば雄大な自然があって、いたるところに温泉があるところ、肩肘張らずに生活ができるところが気に入っています」
オンライン移住相談で何を聞くの？↓
Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム
お試し暮らし（お試し移住）
移住に興味を持つ方が、1泊から1ヶ月程度、自治体が用意した移住体験住宅を格安で利用できます。
（＊移住検討以外の目的で利用することは出来ません）
お試し暮らし（お試し移住）を実施している自治体
鹿児島市、鹿屋市、枕崎市、阿久根市、出水市、指宿市、西之表市、薩摩川内市、日置市、曽於市、霧島市、いちき串木野市、志布志市、奄美市、南九州市、伊佐市、三島村、十島村、さつま町、東串良町、錦江町、南大隅町、肝付町、屋久島町、大和村、宇検村、瀬戸内町、龍郷町、喜界町、徳之島町、天城町、伊仙町、和泊町、知名町、与論町
【42道府県どこが良い？】その他のエリア↓
Nativ.media | 地方移住・関係人口創出のプラットフォーム
筆者の地方移住の進捗
会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも（笑）
サラリーマンをしながら地域活性化事業（空きスペース活用、シェアハウスetc.）をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住＆起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。
・山梨県（都留市、大月市、上野原市） ・神奈川県小田原市
・茨城県（結城市、土浦市）など
筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん！
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー
【著者】旅行会社にて地域交流事業に従事。1972年生まれ大阪市出身。関西大学経済学部経済学科卒業。エネルギーを軸とした地域財源作り、地域プロモーション、人材育成、地域ブランディングなど、様々な「地域☓ビジネスソリューション」を経験。全国の名旅館・ホテルを300施設以上を訪問し地域の課題解決に取り組んでいる。この先1〜2年で地方移住を検討中、地方移住ブログにて移住先の下見情報や補助金情報などを公開中⇒「地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん！」にて公開中。Twitterはフォロワー数3000人。
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