アミュ売上・入館客前年度上回る “次の一手”はスイーツ

鹿児島[04/15 19:42]

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鹿児島市のアミュプラザ鹿児島は、新型コロナの影響で2年連続で減少していた売上高・入館者数が昨年度は前年度を上回ったと発表しました。隣に「Li-Ka1920」がオープンした効果もあって3年ぶりの増加となったアミュプラザの”次の一手”は?
バターたっぷりのクッキーに挟まれたのは、2層のバターを使ったクリームとキャラメル。贈り物や手土産などで人気の「PRESS BUTTER SAND」が15日アミュプラザ鹿児島にオープンしました。
県内でこれまで期間限定ショップが開かれたことはあったものの、常設店は県内初、九州でも3店舗目です。オープン記念として今月28日までは1日20個限定で定番のバターサンドやホワイトチョコキャラメル、レモンの3種類セットも販売されます。
(PRESS BUTTER SAND鹿児島店 高峯盃音店長)「鹿児島県内でも催事で販売し、お客様から非常に好評で常設店で開店した。お客様にしっかり喜んでもらえる店舗を目指して頑張っていきたい」
今月、スイーツ店を中心にリニューアルを進めるアミュプラザ。新型コロナの影響で2019年度、20年度と連続で売上高・入館者数が前年度を下回る状況が続いていましたが、昨年度は売上高が前年度比107.7%の209億円、入館者数が前年度比118.9%の1434万人と、いずれも前年度を上回りました。
隣に新たな商業施設「Li-Ka1920」がオープンし、回遊性が向上した効果があったと見られます。今月は天文館地区にセンテラス天文館もオープン。さらなる回遊性向上も期待される中で、店舗リニューアルを進め、さらなる顧客の呼び込みを目指します。
(JR鹿児島シティ営業部販売促進課 本田ちひろ課長)「4月のリニューアルで、スイーツ店舗の新たな登場が目白押しとなっている。天文館地区から中央駅エリアまで足を運んでいただいて、鹿児島散策やショッピング・お食事等楽しんでいただけたら」
リニューアルでコロナ禍からの回復の流れにつなげることができるのか?その効果が注目されます。

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