サザエの緑色の部分って食べていいの?意外と知らないその正体とは?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン2022年5月28日

突然だが、サザエは好きだろうか。中身が緑色をしている場合もあり、食べることに抵抗がある人もいるかもしれない。本記事ではサザエの「緑色の部分」の正体や、おすすめの食べ方を解説する。普段あまり食べる機会がない人も、知識として知っておくとよいだろう。

1. サザエの「緑色の部分」の正体とは

サザエ

サザエの身についた緑色の部分の正体は、ズバリ「肝」だ。サザエの肝は主に内臓器官と生殖腺のことを指し、雄がクリーム色、雌が緑色をしている。緑色の部分がある個体とない個体とがあるのは、そのためだ。雄と雌とで肝の風味が若干異なるため、ぜひ一度食べくらべてほしい。ちなみにサザエの肝は、新鮮であれば生食できる。心配な人は、サッとゆでて食べるとよいだろう。

2. サザエの肝を使ったおすすめの調理方法

スキレット

肝の生食に抵抗がある人は、加熱調理をしてから食べよう。簡単に作れる料理のひとつが、バター醤油炒めだ。まずは殻ごとゆでたサザエから中身を取り出し、身と肝を食べやすい大きさにカットしよう。その後フライパンにニンニクのみじん切りを入れ、バターで炒めたら、身と肝を加え1分程度炒める。最後に醤油を少量たらし、皿に盛り付ければ完成だ。彩りがほしい場合は、小ねぎを散らすとよいだろう。

3. サザエの肝が好きな人におすすめの調理方法

醤油

サザエの肝が好きな人は、手作りの肝醤油に挑戦してみてほしい。こちらも作り方は簡単だ。まずはサザエの肝を包丁で細かくきざみ、ペースト状にしよう。ペーストを小皿に移して、醤油と和えれば完成だ。使用する肝は生でもボイルでも構わない。サザエの刺身に使用すれば、刺身をよりおいしく食べられるだろう。

結論

サザエの緑色の部分の正体は、雌の肝であった。フグなどと違いサザエの肝に毒はないので、生食やボイルなど好みの方法で食べてみよう。味が苦手な人は、バター醤油炒めにするとよい。新鮮なうちに調理して、早めに食べることをおすすめする。

  • 更新日:

    2022年5月28日

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