実りに感謝 児童が「神饌米」刈り取り 霧島神宮斎田で「抜穂祭」

 霧島市霧島田口の霧島神宮斎田で、「抜穂祭」があった。
年間100以上に上る神事のお供えに欠かせない「神饌(しんせん)米」の実りを感謝する祭り。
霧島小学校3年生8人が招かれ、斎田横に設けられた祭壇前での儀式や、稲刈りを体験した。

 8日にあり、子どもたちは儀式を見守った後、斎田の縁に穂を垂らす数束の稲を鎌で刈り取った。
慶光院利致宮司は「稲作は一年一年の繰り返し。今年も無事に収穫を迎えられてありがたい」と話した。

霧島神宮斎田で刈った稲を束ねる霧島小学校児童=霧島市霧島田口

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