屋久島の「超軟水」にスパイスをブレンドした「屋久島1000年コーラ」…1本の瓶に詰め込まれた思いとは?

2022-03-19 (土) 06:00

吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。3月12日(土)の放送では、屋久島で飲食店を経営している株式会社Biground代表取締役の日髙武士(ひだか・たけし)さんに、屋久島生まれの「クラフトコーラ」についてお話を伺いました。
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日髙さん自慢の「屋久島1000年コーラ」(250ml)

世界遺産・屋久島で、昨年誕生したクラフトコーラ。その名も、「屋久島1000年コーラ」です。
長い年月をかけて生まれる屋久島の「超軟水」に、屋久島に自生するミネラル分豊富な「屋久島ウコン」、そして、種子島産の「黒糖・粗糖」。これらの原料に、さまざまなスパイスがブレンドされています。

日髙さんの厳選による原料

「屋久島1000年コーラ」を開発したのは、生まれ育った屋久島で飲食店を経営している日髙武士さん。
コロナ禍で、観光客が島に来ることができなくなったことで、店にもお客さんがいなくなったと言います。
「“さあ、どうしようか……”というときに、屋久島が好きな人も、屋久島に行きたいけど来られないのであれば、屋久島の魅力をひとつの瓶に詰め込んで、屋久島をお届けしようと考えて作ったのが、この商品なんですね」
困難があったおかげで、見えてきた良い部分を大事にしようと思ったら、もう動いていたという日髙さん。
「屋久島1000年コーラ」の誕生からもうすぐ1年。当時を振り返って、現在の心境をこう語ります。
「最初は、屋久島を発信したいという使命感のような、少し格好つけたような思いでしたが、今はそんなことよりも、屋久島を好きな人がこんなにいるんだ、自分たちが作ったものをこんなふうに感動してくれる人もいるんだということで、感謝しかありません。妻と2人でやっているのですが、夫婦で感謝の思いを噛み締めながらやっています」

日髙さんご夫婦

商品名の“1000年”は、屋久島に刻まれる時間(とき)。
この“刻”を感じてもらい、永く愛されるものになってほしいという願いが込められています。

商品名の“1000年”に込めた思い

コロナ禍が落ち着いたら、また屋久島に戻ってきてほしい。それまでの間、「屋久島1000年コーラ」で、島を感じてもらいたい。
日髙さんの思いは、1本の瓶のなかに込められています。

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<番組概要>
番組名:DUNLOP presents みらい図鑑
放送日時:毎週土曜13:55~14:00
パーソナリティ:吉田美穂
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/miraizukan/

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