種子島航路に新造貨物船「新種子島」就航 従来船より大型化 大型車35台、乗用車100台積み込み可能 共同フェリー運輸

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共同フェリー運輸の新船「新種子島」=鹿児島市の鹿児島新港

鹿児島-種子島航路で貨物輸送を担う共同フェリー運輸(鹿児島県西之表市)は4日、新造した貨物船「新種子島」(全長103メートル、4135トン)の運航を始めた。増加する荷物に対応するため、従来船と比べて大型化している。
1993年から運航していた「新種子島丸」(全長89.5メートル、999トン)の後継船で、進水式は6月にあった。トレーラーやトラックごと運べるRORO船。大型車が35台、乗用車が100台積み込める。
初便は同日夕、貨物を積んで鹿児島新港を出発した。里村明紀社長(47)は「島からは鮮度のよい1次産品を、島へは生活物資を、積み残しなく届けられるはず。島民の生活向上につなげたい」と話した。

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