歴史

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「特攻を最初に命じた男」が最期に遺した「遺書」の中身

私が2023年7月、上梓した『太平洋戦争の真実 そのとき、そこにいた人は何を語ったか』(講談社ビーシー/講談社)は、これまで約30年、500名以上におよぶ戦争体験者や遺族をインタビューしてきたなかで、特に印象に残っている25の言葉を拾い集め...
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島津家 歴代最恐の暴君!?外道伝説ばかり語られる武将・島津家久の人生がやはり色々とヤバかった

鎌倉時代から江戸時代まで700年間に渡って南九州を統治してきた島津家のなかでも、歴代最恐の暴君として名高い「島津忠恒(家久)」はご存知でしょうか。すぐれた内政手腕で島津家を滅亡の危機から立て直した功労者ですが、騙し討ちや妻への扱いがひどすぎ...
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鬼界カルデラ火山の世界最大の噴火の痕跡 神戸大学が海底堆積メカニズムを解明

九州南方沖合40kmにある鬼界カルデラ火山は、7300年前に巨大なカルデラ噴火(アカホヤ噴火)を起こしたことが分かっているが、海中に流入したはずの噴出物の量や、海中での運搬過程は明らかとなっていなかった。今回、神戸大学の研究グループは、鬼界...
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穏健イメージの篤姫 心情訴えしたたかに…黎明館(鹿児島市)で初公開、嘆願書状から浮かび上がる一面とは

篤姫の書状。中央付近に「一命にかけ」「御父上(島津斉彬)」といった文字が書かれている=鹿児島市の黎明館 天璋院篤姫(尚古集成館所蔵) 天璋院篤姫(尚古集成館所蔵) 「一命にかけ、ぜひぜひお頼みする」。黎明館(鹿児島市)で、天璋院篤姫の書状が...
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この長さ、重さよ…「人斬り半次郎」の愛刀は規格外の大きさだった 鹿児島市・黎明館で展示中

桐野利秋の愛刀と伝わる日本刀。大人が手を広げたほどの長さがある=鹿児島市の黎明館 桐野利秋の愛刀と伝わる日本刀のつば。欠けた部分は弾痕とされる=鹿児島市の黎明館 桐野利秋の愛刀と伝わる日本刀。黎明館が所蔵する刀で最長かつ最重量という=鹿児島...
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島津家 歴代最恐の暴君!?外道伝説ばかり語られる武将・島津家久の人生がやはり色々とヤバかった

鎌倉時代から江戸時代まで700年間に渡って南九州を統治してきた島津家のなかでも、歴代最恐の暴君として名高い「島津忠恒(家久)」はご存知でしょうか。すぐれた内政手腕で島津家を滅亡の危機から立て直した功労者ですが、騙し討ちや妻への扱いがひどすぎ...
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仇敵・島津久光を屈服させた西郷隆盛「人望」の力言葉を介さず存在そのもので納得させる凄み

西郷隆盛は明治維新の英傑と評され、今も人々に愛されている(写真:PhotoNetwork/PIXTA)明治維新の英傑である西郷隆盛は、かつて自身を2度にわたり島流しにした島津久光と交渉し、版籍奉還(藩主が領地と人民を朝廷に返すこと)を認めさ...
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「一命にかけ」…江戸城総攻撃の直前、徳川家を守った篤姫の書状 鹿児島で初公開 黎明館40周年記念「至宝展」

華麗な薩摩焼など貴重資料が並ぶ会場=2日、鹿児島市の黎明館 (関連)天璋院篤姫の書状に見入る来場者=2日、鹿児島市の黎明館 黎明館開館40周年記念展「黎明館の至宝」が2日、鹿児島市の同館で始まった。天璋院篤姫が西郷隆盛に徳川家存続を「一命に...
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歴史は美化され誇張され…新選組を有名にした「池田屋事件」実は手柄を誇張するため”話を盛ってる”可能性アリ

新選組といえば「池田屋事件」、池田屋事件といえば「新選組」、ですよね。元治元(1864)年6月5日、新選組が三条木屋町の池田屋に踏み込み、過激な尊王攘夷派の多くを殺害、捕縛しました。世にいう池田屋事件です。池田屋に集った浪士たちは、京都大火...
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菅原道真を太宰府に左遷し、死に追いやった真犯人とは? 「政治的状況からその真相に迫る」

エピローグ ~昌泰の変とは~画像:菅原道真 wiki c901(昌泰4)年1月25日、時の右大臣・菅原道真は、突如太宰権帥に左遷された。道真は、1月7日に醍醐天皇より従二位を賜ったばかりだった。この左遷劇に老境に差し掛かっていた57歳の道真...