香り爽やか「ボンタン湯」でぽっかぽか~鹿児島市内の公衆浴場22カ所で

ボンタン湯を楽しむ入浴客=6日、鹿児島市武3丁目の太陽ヘルスセンター

 ボンタン湯を楽しむ入浴客=6日、鹿児島市武3丁目の太陽ヘルスセンター

 2月6日の「風呂の日」に合わせ、鹿児島市の22カ所の公衆浴場が同日、「ボンタン湯」を開催した。湯船に浮かんだ阿久根産ボンタンの爽やかな香りが、入浴客を楽しませている。
 県公衆浴場業生活衛生同業組合同市支部が2017年から企画し、今年で8回目。阿久根市のボンタン農家で作る「B(ボンタン)プロジェクト」から1450個を仕入れ、各浴場に30~40個を配った。永用八郎支部長(70)は「ボンタンの豊かな香りで、いつもよりリラックスしてもらえれば」と話した。
 3月末で閉店する武3丁目の太陽ヘルスセンターでは最後となり、多くの常連客がボンタン湯を満喫。週2回来るという吉野町の主婦松山公子さん(76)は「ボンタン湯に入ると肌の調子がよくなる。毎年楽しみにしていたので、今年で終わるのは寂しい」と名残惜しんだ。

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