「サウナ」と「屋台」でにぎわいを JR霧島神宮駅周辺で活性化プロジェクト

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JRの霧島神宮駅では、来年春の完成を目指して駅舎のリニューアル工事が行われています。国宝指定を受け、駅周辺も盛り上げようとサウナや屋台をつくる取り組みが進んでいます。
霧島神宮駅のすぐ近くで進められているのは、鹿児島県産の杉材で作る「サウナ小屋」の建設です。そして・・・。
(レポーター)「子どもたちが作っているのは、駅周辺で開かれるマルシェなどのイベントで使うモバイル式(移動式)の屋台です。大学生に教わりながら、丁寧に作業をしています」
このプロジェクトは鹿児島大学と、NPO法人「こどものけんちくがっこう」、霧島神宮駅の改修工事を担当する鹿児島市の企業・IFOOが駅周辺を盛り上げようと取り組んでいます。
(鹿児島大学大学院 鷹野敦准教授)「ここは(霧島神宮に)一番最寄りの駅だがなかなか活気がない状況なので、そこにいろんなにぎわいとか楽しいことを起こしていくことで、来ていただいた方により楽しんでもらえるようなまちになればいいなと」
サウナは今週から建設を始め、25日から鹿児島大学の学生や小中学生がマルシェで使う「屋台」の製作を始めました。商品を並べるものと子どもたちの遊び場としても使える2種類を、3日間かけて作ります。
25日は、学生たちからのこぎりや電動ドライバーなどの使い方を教わりながら、図面に合わせて屋台の骨組みを作りました。
(小学5年生)「(Q.ビスを打ったりするのは初めて?)何回かやったことあります。(モノを)製作するのが好き」
(中学2年生)「金づちで釘を打ったりとか、のこぎりで木をまっすぐ切れた時とか楽しい。まちの活性化のために、まちが明るくなるように大切に使ってもらいたいです」
霧島神宮駅を盛り上げる屋台は次のイベントから、サウナの利用は年内を目指します。

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