鹿児島市役所地下食堂がリニューアル 伝統のちゃんぽんや新たな唐揚げで“新旧融合”目指す

image
image
image

鹿児島市役所では、61年にわたって親しまれてきた地下の食堂が3月に閉店しましたが、経営を引き継いだ新たな事業者のもとで、きょう8日からリニューアルオープンしました。
8日にリニューアルオープンした新しい地下食堂です。加治屋まちの杜公園内のレストランカフェなど、県内で13の飲食店を経営する「グッドフェローズダイニング」が経営を引き継ぎ、およそ1300万円かけて改装しました。
前の食堂ではあった座席と厨房との間の壁が取り除かれ、コンクリート造りのカフェのような内装になりました。以前より広く感じられ、落ち着ける空間です。
メニューは、日替わりや焼き魚、麺類などおよそ30種類。券売機も導入されました。こだわりは新旧の融合です。多くの人に愛されてきた地下食堂名物・ちゃんぽん。豚ガラでとるスープや具材の切り方など、前の食堂の味が受け継がれました。
そして食堂の新たな定番を目指すのが、唐揚げ。1個で拳ほどのボリュームがあり、県内産のしょうゆを使った甘辛い味付けで、ご飯がすすむ一品です。初日からさっそく、多くの人が注文していました。
(利用者)
「すごくおいしい。定期的に利用していたが、開いていない期間があったので、きょうはすごく楽しみにきた」
「おいしい。テーブルが変わって音楽もいい」
(地下食堂を経営グッドフェローズダイニング 西勇二社長)「おいしいは当然だが、元気をもらったと言ってもらえるような笑顔で帰っていただけるような鹿児島市役所の地下食堂にしたい」
鹿児島市役所の地下食堂は一般開放されていて、営業時間は平日の午前11時から午後5時までです。

コメント