【島旅】世界自然遺産・徳之島をぐるっと一周!

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旅色LIKESメンバーのほしこさんが、鹿児島県徳之島町へ。3泊4日の旅で見つけた南国ならではの絶景スポットや人によって見え方が異なる岩、ホエールスイムなどを紹介してくれました。島一周ならではの体験に加え、ローカル旅の魅力を発掘する「旅色FO-CAL」、徳之島町特集で訪れた藤原紀香さんが歩いたトンネルにも足を運ぶ姿も。

◆この記事を書いたメンバー

ほしこさん(5期生)
都内在住。国内外問わず、主に週末を利用して色々なスタイルで旅を楽しんでいます。 全国公認酒蔵のお酒ラベルをコレクションする御酒印帳を片手においしいお酒と食事を楽しんだり、散歩しながら写真を撮ってみたり、これからもたくさんの場所に訪れたいです。

徳之島へのアクセス方法

鹿児島県徳之島町は、南西諸島の奄美群島に属する離島のひとつです。2021年には奄美大島や沖縄県北部などと一緒に世界自然遺産に登録されています。自然が豊かで、みかんの仲間のタンカンやジャガイモなど農業も盛んです。おいしいご飯も巡り合うことができました。

東京からは飛行機の乗り継ぎor飛行機と船の乗り継ぎのどちらかで、アクセスが複雑。旅の目的地にするかギリギリまで悩んだのですが、昨年12月末に公開された「旅色FO-CAL 鹿児島県徳之島町」を見て背中を押され、行くことを決めました。

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鹿児島〜徳之島は小型の飛行機で。

島一周で自然の魅力をたっぷり味わう

島を巡るにはバスもありますが、小回りがきいて効率よく観光できるレンタカーがおすすめです。奄美地域にしか生息しない動物やここでしか見られない景色がたくさんあります。ドライブ旅+αで出会えた自然の魅力をご覧ください。

「ハイビスカスの近くで咲く寒緋桜(かんひざくら)」
訪れたのは2月上旬。島には寒緋桜という濃いピンクが可愛い桜が咲いていました。

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ハイビスカスの近くで桜が咲いているのが、南国らしい景色です。

「樹齢300年を超す大きなガジュマル」
阿権(あごん)地域の郵便局近くに、突如現れる大きなガジュマルの木はすごい迫力です。

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間近で見る木の根からは生命力を感じます。

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少し雨が降っていたこともあり、幹の色が濃くなって存在感を増していました。

サイズ感、伝わりますか? (スマホの広角レンズにより少し歪んでいます)

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間近で見る木の根からは生命力を感じます。

少し雨が降っていたこともあり、幹の色が濃くなって存在感を増していました。

巨岩の迫力が間近で楽しめる、ムシロ瀬

「傷だらけの岩」
岩に刻まれた線のような傷は自然にできたものなのだそう。

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「ろうそく岩」
夕日が沈むタイミングがねらい目。本当に火が灯ったように見えるそうですよ。

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「カメ」
みなさんはこの岩、何に見えますか? 「ムシロ瀬案内板」にはカメと書いてありますが、何に見えるかは自分次第。

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「巨岩群」
島の北西部一帯に広がる、花崗岩(かこうがん)でできた巨岩群。遊歩道があって一帯を歩くことができますが、間近で見ると大きさに圧倒されます。

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楽しくイメージしながら歩いていると、近所に住む地元の方が声をかけてくれました。普段はお子さんと一緒に遊びに来るそうで、「ここ通れば海の近くまで行けるよ」とベストポイントまで案内してくれました。運がよければ、クジラが潮を吹く様子も見られるそう。

藤原紀香さんも歩いたソテツトンネル

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雨に降られ、地面には小川ができていましたが、トントンとジャンプしながらソテツをくぐって進みます。子供のようにはしゃぎながら通り過ぎること約15分。展望台にたどり着きました。この日は強風でさらに上には行けませんでしたが、天気がいい日なら絶景を見られるようです。

海水と真水が交わるアンキアライン洞窟

「ウンブキ」
徳之島空港から徒歩約15分でとても神秘的な洞窟が見られます。海水と真水が交わる水は、光が当たるとエメラルドグリーンに輝きます。アンキアライン洞窟というそう。

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横顔が?

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期待せずに立ち寄ってみたこの場所。浅瀬にある大きな岩、ある動物の横顔に見えませんか? 正解は「ゴリラ」です。

島だからこそ出会える美しい景色

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今回は島一周と数カ所の立ち寄りスポットだけを決めて気ままに巡り、偶然出会う景色にワクワクした1日でした。 紹介したスポット以外にも見どころ盛りだくさんの「徳之島」。運が良ければ、奄美大島~沖縄に集まるザトウクジラや絶滅危惧種に指定されるアマミクロウサギ、夕方には牛の散歩姿も見られるそう。私はホエールスイムをして1回だけザトウクジラに会うことができました! 気軽に観光するには、まだまだ不十分とも感じましたが、そんな不自由さも島旅の醍醐味だと私は思います。

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