【曽於市】一日中楽しめる「道の駅おおすみ弥五郎伝説の里」

鹿児島県の三大祭りをご存じですか?
「おはら祭り」・「お釈迦まつり」・「弥五郎どん祭り」だそうです。その中でも曽於市で開催される「弥五郎どん祭り」はいちばん盛り上がる名物イベント。特に「弥五郎どんのイナバウアー」とも呼ばれる岩川高架橋くぐりでは観客の歓声と拍手が絶えません。
このお祭り会場の近くに位置するのが、道の駅「おおすみ 弥五郎伝説の里」です。国道269号線沿いにあるこの道の駅は、なんと20ヘクタールもあり、見どころ満載の広大な施設です。

巨大な”弥五郎どん”が見守る広大な敷地

入口オブジェ

道の駅に足を踏み入れると、まず目に飛び込んで来るのがブレーメンの音楽隊を連想させるユニークなオブジェ。曽於市は日本でも有数の牛、豚、鶏の産地として知られています。このため、家畜をモチーフにしたオブジェが入口で出迎えてくれます。

案内板

敷地内には特産品売り場はもちろんのこと、多目的広場・遊具施設・入浴施設・弥五郎まつり館、そして高さ15メートルの弥五郎どんの銅像などがあり、道の駅の中でも全国的に類を見ないほどの広さです。さらに隣接地にはフォレストアドベンチャー・おおすみもありますよ!

岩つつじ

この道の駅は一年中楽しめるので、私はよく足を運びます。3月の中旬に行った時は岩つつじが咲きほこり、駐車場裏の遊歩道を上ると、岩つつじの間から敷地の奥にある弥五郎どんの銅像が見えて、とても美しい光景でした。

案内図

遊歩道の案内図に桜のイラストが描かれているように、ここはなんと約1,200本の桜が植栽されており、見ごろには多くの方が来訪される桜の名所でもあります。タイミングが良ければ桜と岩つつじの競演を楽しむことができますよ♪

満開の桜をぜひ見てほしい

憩いの広場

遊びの広場へ向かう通路や周辺も桜がたくさん植えられています。多目的広場周辺の桜は夜間にライトアップもされるようです。詳細は曽於市のホームページをチェックしてみてくださいね。

遊具
広々とした遊びの広場にはお子様が喜ぶ遊具もあり、満開の桜を見ながらのお花見ピクニックはさらに楽しそうですね!

圧巻の弥五郎どん

ここへ行ったら絶対に見逃せないのが弥五郎どんの銅像です!この巨大な銅像は広場の方を向いていて、まるでこの道の駅を見守っているかのようです。やごろうどん銅像

高さ15m・重さ39トンの巨大な銅像の周囲をぐるっと回ると、角度によって表情の違う弥五郎どんを見ることができますよ。銅像を下った場所には、弥五郎まつり館があります。まつり館
ここには、「弥五郎どん祭り」で使われる実物大の弥五郎どんが展示されていて、岩川八幡神社スタートからの浜下りなど、祭りの流れを知ることができます。これを知ると、「弥五郎どんのイナバウアー」の感動の度合いが変わりますよ!

曽於ブランド~やごろう豚~

おなかが空いたらぜひ「やごろう亭」へ行ってみてください。おいし~い黒豚肉を味わうことができます。こちらは火曜日は定休日です。
やごろう亭

この店は畜産会社直営レストランで、曽於市のブランド豚「やごろう豚黒豚」、「やごろう豚OX」を手軽な価格で楽しめます。やごろう豚は”やごろうどん”と読みます。ネーミングもおもしろいですね!

とんかつ

30食限定のロースカツ定食(税込1,000円)。ここの定食には、豚汁が付いてきます!さすが畜産会社直営!豚汁好きには定食がおすすめです。

精肉店

やごろう亭で出されるお肉は、特産品売り場で購入することもできます。

曽於ブランド~ゆず~

さていよいよお待ちかねの曽於市特産品がずらりと並ぶ「やごろう農土家(のどか)市」へ!店の入口には季節の鉢物や苗物。店内には地元の農家さんが丹精込めて作った新鮮野菜がお得な価格で販売されています。
曽於市は牛豚鶏だけでなく、九州一の生産量を誇る「ゆず」の産地でもあります。店内には、ゆずを使ったドレッシングやジャム、ゼリーも販売されています。

ゆず
ゆずドリンクは焼酎の炭酸割りに入れるとおいしいチューハイができますよ。(個人的感想です。)

ゆずドリンク

曽於市や周辺の珍しい焼酎が充実しているのもまた楽しみの一つです。私は昨年ここで、ネット販売では売り切れていた焼酎を手に入れることができましたよ。

地元焼酎

駐車場の目の前にあるテイクアウトのソフトクリーム屋さんも人気のお店です。ここで遊んで食べて買い物をし、疲れたら「弥五郎の湯」で一休みすることもできます。一日いても飽きることのない盛りだくさんの道の駅。満開の桜もぜひ見に行ってみてくださいね。

道の駅おおすみ弥五郎伝説の里
鹿児島県曽於市大隅町岩川6134-1
東九州自動車道曽於弥五郎ICより5分
営業時間  9:00~18:00
電話 099-482-5666
URL:https://www.qsr.mlit.go.jp/n-michi/michi_no_eki/kobetu/osumi/osumi.html

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