ジョッキやピッチャーで麺を提供…鹿児島と名古屋にオモウマいうどん屋

中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう11日に放送。変わった器で提供するうどん屋が2軒登場する。

 

  • ジョッキ麺=中京テレビ提供

 

鹿児島県鹿児島市で見つけたうどん屋。稲庭風のうどんを提供するこの店の名物は、飲料用のジョッキを器代わりに使った「夏一番ジョッキ麺(並)」(850円)。-20℃に設定した冷凍庫でキンキンに冷やしたジョッキに、稲庭麺250gと、飲み干しやすい甘めのダシを投入。ビールのように麺とダシを流し込むことができるため、小さな子どもからシニア世代まで、思わず「ぷはー!」と声を出してしまうのどごしの良さが特徴となっている。ほかにも、ごぼう天がのった「稲庭風うどん」(800円)が人気だ。

また、「炊いたお肉」をもじった「稲庭風タイタニックうどん」(1,150円)や、「あんかけ」がかかったたこ焼き「願掛けたこ焼き」(800円)といった、ダジャレ的なネーミングでも楽しませている。

取材にも快く協力してくれるなど店の人たちは優しく、サービス精神も旺盛だが、厨房を撮影するのはNG、お品書きにも写真が入っていないなど、譲れないこだわりも。その理由は、昨年、他界してしまったという初代店主の意向があった――。

 

 

愛知県名古屋市にあるうどん屋は、全国から客が集まる人気店で、麺はすべて500gが基本というボリュームと、その量に似合わない安さが魅力。鶏もも肉3切れと溶き卵を出汁に落とした「親子南蛮うどん」(670円)などが人気だ。

また、新たなメニューを作ることに余念がない店主が開発したのが、きしめん、そば、うどんの3種計1kgを飲料用のピッチャーに流し込んだ「ピッチャーコロ」(1,000円)。野球好きな店主が「ピッチャーゴロ」をもじって命名したメニューで、麺が3段重ねになっているのも、野球の「トリプルプレー」から連想したものだという。

さらに、大阪から何度も足を運ぶ客がいる「冷し味噌煮込みうどん玉子入」(840円)は、みそを練り込んだ専用の麺を使い、スープにはぬるくならないように氷も添えているのがミソ。同じく冷製で、2種のルーをブレンドした「冷しころカレーうどん」(790円)も人気で、総重量5kg、約10人前の大盛り(1,500円)を平らげるビジネスマンも登場する。

 

 

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