開業60周年の日南線、一日限りの記念列車出発 JR志布志駅に鉄道ファン集い祝う

日南線60周年記念エンブレム付き列車と記念撮影する市民ら=28日午前7時25分、志布志市のJR志布志駅

 日南線60周年記念エンブレム付き列車と記念撮影する市民ら=28日午前7時25分、志布志市のJR志布志駅

志布志市の溝口猛副市長(左)らの合図で出発する日南線60周年記念エンブレム付き列車=28日午前7時半、同市のJR志布志駅

 志布志市の溝口猛副市長(左)らの合図で出発する日南線60周年記念エンブレム付き列車=28日午前7時半、同市のJR志布志駅

 JR日南線全線開業60周年記念エンブレム付きの列車が28日、志布志市の志布志駅を出発した。1日限りの運行を一目見ようと、市民や鉄道ファン約100人が集まった。
 エンブレムは志布志、串間、日南、宮崎の4市によるJR日南線利用促進連絡協議会が作成。駅ホームであった出発式で、志布志市の溝口猛副市長は「生活に必要不可欠な日南線の存続に向け県や沿線自治体と利用促進に取り組みたい」とあいさつ。記念撮影を楽しんだ後、約50人が乗り込み宮崎方面へ向かった。
 小旗を振り記念列車を見送った志布志小学校4年、原野陽向君は「家族で列車に乗って串間に遊びに行きたい。日南線を大事にしたい」と話した。

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