風味豊かな夏の新そば「志布志の夏そば」、鹿児島県志布志市で解禁

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鹿児島県志布志では、春まき型品種「春のいぶき」を使用した新そばを“夏越の大祓日(6月30日)に食べて健康を祈願する”という新しい食文化を、「生産農家からなる組合団体」と「加工事業者」「行政」の三位一体の取組みにより提案しています。
また、全国には、1年の半分にあたる6月30日に「茅(ち)の輪 」をくぐることで、半年間の心身の穢れを祓い清める「夏越の大祓い」を行う神社があります。志布志市の安楽 山宮神社でも、例年、茅の輪くぐりが実施され、この日を皮切りに「志布志の夏そば」が解禁されます。

■「志布志の夏そば」とは

年越しや引越しの際に食べるイメージが強いそばですが、志布志市では新そばによる夏越しの「夏そば」を推進し、この取り組みは今年で11年目。本来 新そばの季語は晩秋であり、通常の蕎麦の収穫は11月頃で、涼味の需要が高まる夏季に提供されるそばは前年に収穫された秋そばが使用されていることが一般的です。そこで志布志市では、温暖な気象条件を活用し、3月下旬に種子をまいて5月下旬~6月上旬の梅雨前に収穫する春まき型品種「春のいぶき」の栽培に取り組み、初夏に収穫された風味豊かな夏の新そばをいち早く提供できるようになりました。
また、各地の神社では、半年のうち知らぬ間に身についた罪や穢れを、志布志 安楽山宮神社では、6月30日に地元で収穫したての夏そばを供え、「みな月の 夏越しの祓ひする人は 千歳の命 延ぶといふなり」と唱えながら茅の輪をくぐり行う神事の後、「細く長く生きることができるように」と、暑い夏を乗り切る縁起物として夏そばを振る舞う風習が伝えられています。

<「志布志の夏そば」のこだわり>

■志布志の地下天然水

鹿児島県志布志市は、豊かな海と森に囲まれ、南国の陽光に恵まれた自然豊かな地域です。「志布志の夏そば」は、水質の良さで知られる志布志の天然水で作られています。地下80mから汲み上げられる地下水は、PH7.8~7.9でカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分を多く含む軟水で、これが夏そばの特徴であるなめらかな口当たりと独特のコシを生み出しています。
■蕎麦粉
3月下旬に種子を蒔き、6月上旬の梅雨時期に収獲する「春蒔き型品種:春のいぶき」を原料とする志布志産の夏の新そばは「志布志の夏そば」と呼ばれています。秋採れの新蕎麦とはひと味違う、初夏の大地を感じさせる、若い蕎麦の独特な風味が楽しめます。

【開催概要】
開催期間:2023年6月30日(金)~8月下旬
※夏そばが無くなり次第終了とさせていただきます。
<「志布志の夏そば」販売店>
・港湾通り(鹿児島県志布志市)TEL:099-472-1616
・生協コープかごしま(鹿児島県内全店)TEL:099-286-1111
・Aコープ鹿児島(鹿児島県内全店)TEL:099-284-8600
・うなぎの駅(鹿児島県志布志市)TEL:099-478-8181
・おいどん市場与次郎店(鹿児島県鹿児島市)TEL:099-253-3153

<「志布志の夏そば」提供店舗>
・味処亭たつまさ TEL:099-472-5655
・アトリエ Cafe TARiRARi TEL:099-473-2838
・うなぎの駅 TEL:099-478-8181
・ウラカフェ TEL:099-401-5430
・エスプラネード TEL:099-401-0405
・志布志湾大黒リゾートホテル TEL:099-473-0001
・旬さい処 はまの TEL:099-473-2800
・心菜坊 志布志店 TEL:099-473-0330
・寿司しゃぶしゃぶ武者武者 TEL:099-401-0010
・そば茶屋吹上庵 志布志店 TEL:099-473-3383
・丼や和華 TEL:099-472-2607
・ベーカリー&カフェ tege_tei TEL:080-3962-4138
・ほおじろ亭 TEL:099-472-3387
・三七十庵 TEL:099-474-0588
・蓬の郷 TEL:099-475-2626
・Roa3 TEL:099-474-0041
■「志布志の夏そば」特設ページ:
http://www.sibusi-k-t.jp/shibushi-natsusoba/

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