鹿児島弁を題材にしたお笑いコンビ「サービスエリア」 鹿児島・鹿屋市

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鹿児島県鹿屋市出身で、鹿児島弁を題材にした漫才で売り出し中の女性お笑いコンビがいます。
その名は「サービスエリア」。実は2人とも看護師を続けながら舞台に立ち続ける異色の芸人ですが、このほど母校で漫才を披露し後輩たちと交流しました。

鹿屋市の串良中学校。サービスエリアの2人は拍手で迎えられました。
「初めまして。鹿児島出身サービスエリアの大山と、いつもポッケにさつまあげ!さつまあげです」

おぎやはぎ、アンタッチャブルなどが所属する芸能事務所、プロダクション人力舎所属で、鹿屋市出身の「サービスエリア」。
ツッコミ担当の大山さんとボケ担当のさつまあげさん。
2人が出会ったのは、志布志市の尚志館高校の看護科に通っていた16歳の時です。共に、看護師を目指して勉強や実習に励む中、「一緒にお笑い芸人になろう」と声をかけたのは、ツッコミの大山さんでした。

Q何と声をかけられた? 
さつまあげさん
「私が車で学校に来ていて、時間がないから車の中でご飯茶碗でご飯食べてたら変な、ヤバいやつがいるって」

卒業後、2人は看護師の仕事でお金をためると2019年、芸人養成所の門をたたきました。
そして2020年、デビューを果たします。
笑いでみんなの心のよりどころになりたい。「サービスエリア」というコンビ名には、こんな思いをこめたそうです。
現在は、東京在住で平日は看護師、週末はお笑い芸人として舞台に立ち、二刀流で活動を続けます。

大山さん
Q夢は元々どっちだった?
「どっちもやりたいての。お笑いとか目立つことも好きなのでやりたい。でも看護師にもなりたい。今、両方できてるんですが両方やっていきたい」
さつまあげさん
「週4とかで看護師やって、あとは収録させて頂いたり舞台やったりしています」
この日2人が訪れた串良中学校は、大山さんの母校でもあります。

後輩たちに披露したのは、韓国語に聞こえる鹿児島弁のネタです。
ネタ
さつまあげ「サランヘヨ」
大山「これ、愛してるって意味ですよね」
さつまあげ「サランヘヨっていうのはお皿の端って意味だよ」
大山「それ鹿児島弁じゃない?」
さつまあげ「よく聞いて。『へ』が止まってる!」
大山「ハエが止まってるよ。どこに?」
さつまあげ「皿んへ(さらんへ)よ」
大山「お皿の端!」
生徒たちも大笑いでした。

ネタのあとには大山さんが懐かしの恩師の思い出話を。
大山さん
「音楽の授業ではないときでも先生の声が聞こえてくるくらい声が大きくて。声がめっちゃきれいだったね、ソプラノが。顔もきれいですよ、もちろん」
体育館にいた懐かしの恩師は…。
当時の大山さんを知る原園佳美先生
「お笑い芸人になっていることも知らずびっくりして。あちこちで活躍していると思うので、全国でテレビで観られるように活躍できることを楽しみに待ってます」

漫才を見た生徒
「とても面白くて、私も芸人になりたくていろんな人に笑顔を届けたいと改めて思った」
「これからもサービスエリアさん頑張って下さい」
お笑い芸人としては、まだまだ売り出し中の2人ですが、前に向かって進み続けています。
サービスエリア・大山さん
「元々、鹿児島の仕事をいっぱいしたいというのがあったので、やっぱり鹿屋の観光大使とかやりたいよね」
サービスエリア・さつまあげさん
「売れて鹿児島に恩返しができるようになりたいなって思います。すごく楽しかったです」
2人で「鹿児島、わっぜすっじゃー(とっても好きだー!)」

今回の帰省では、鹿屋市串良町の文化祭にも出演したということで、これからの活躍が楽しみです。

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