子どもたちに、鹿児島弁をより身近に感じてもらおうと、鹿児島市の小学校で出前授業が行われました。
楽しげな「茶わんむしのうた」に、児童らが手拍子でこたえます。登場したのは「よんごひんごスパゲッティ」に「てげてげカレー」です。
これは、鹿児島弁を話す人が減ってきている今、改めて方言の良さを子どもたちに伝えようと、鹿児島弁検定協会が行ったものです。
鹿児島市の山下小学校で行われた出前授業では、4年生の児童76人を前に協会のスタッフが鹿児島弁で劇を披露しました。
「鹿児島弁食堂に、ゆくさおさいじゃした!(ようこそいらっしゃいました)」
この鹿児島弁食堂で振る舞われるのは、よんごひんごスパゲティやてげてげカレー。
いったいどんな料理かというとー。
「よんごひんご、よんごひんご(くねくね)して作いもした(つくりました)」
「てげてげカレーはカレー粉を入れんのがポイントじゃっど。適当(てげてげ)に煮込んだカレーやっど。」
子どもたちには耳なじみのない鹿児島弁が劇では分かりやすく表現されていて、子どもたちは興味津々の様子でした。
観劇した児童
「知らなかったことが知れて良かったです」
「地域の人との交流を深めていきたい。鹿児島弁を使って」
鹿児島弁検定協会・種子田幸廣会長
「鹿児島弁は、心と心が通じ合うというのが鹿児島の財産。これを少しでも子どもたちに伝えていかないといけない」
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