【鹿児島県 2023年版】春の絶景・風物詩6選 南国の花々が咲き誇る華やかな光景

 休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。

 四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。

「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2023年版、鹿児島県公式観光情報サイト「かごしまの旅」が選ぶ、春の風景をご紹介します。


◆長島ブーゲンビリアの丘

長島ブーゲンビリアの丘。

 長島市で南国らしい花々を観賞できる、長島ブーゲンビリアの丘。春には、ビニールハウスいっぱいに咲き誇る約30種170本の色鮮やかなブーゲンビリアが楽しめる。

「鹿児島県の北部に位置する、『石積みと花のまち・長島町』。『赤土バレイショ』とブランド養殖ブリ『鰤王』、美しい夕日が自慢ののどかな町で、最近話題の花のスポットが、長島ブーゲンビリアの丘です。

 白・赤・黄・ピンクの色とりどりのブーゲンビリアが創り出す、何ともいえない華やかな空間。その光景にうっとりしてしまいます」(鹿児島県公式観光情報サイト「かごしまの旅」)

長島ブーゲンビリアの丘(ながしまブーゲンビリアのおか)

所在地 鹿児島県出水郡長島町川床3444番地8
https://kagoshimalove.com/nagashima-bougainvillaea/

◆知林ヶ島

知林ヶ島。写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

 指宿市街地の北東、田良岬より約800メートル沖合に浮かぶ周囲約3キロの無人島「知林ヶ島」。

「昔は老松が茂り、夜、この付近を通過する帆船の船乗りは、風に揺れる松林の音を頼りに航行したことから『知林ヶ島』の名が付いたといわれています。
 3月から10月の間、大潮や中潮の干潮時に砂の道(砂州)が出現し、島に渡ることができます。心地よい潮風を感じながら、家族や友人、恋人同士で砂の架け橋を渡って、素敵な思い出をつくってみませんか?」(「鹿児島県公式観光情報サイト「かごしまの旅」)

 砂州情報は指宿市観光サイト「いぶすき観光ネット」で確認できるとのことなので、訪問の際にはチェックを。

知林ヶ島(ちりんがしま)

所在地 鹿児島県指宿市西方
https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/chiringashima/

◆鶴丸城御楼門とツツジ

鶴丸城御楼門とツツジ。写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

 鹿児島(鶴丸)城は、慶長6年(1601年)頃に、のちに島津家第18代当主・初代藩主となる家久が建設に着手した島津氏の居城。

 居館(現:県歴史資料センター黎明館)の正面中央にあった鶴丸城御楼門は明治6年(1873年)の火災で焼失。高さ、幅はともにおよそ20メートルと国内最大の城門だったそう。復元工事が完了し、令和2年4月11日から一般開放がスタートし、鹿児島県の新しいシンボルに。

「春はツツジが咲き、城壁と門とツツジのコントラストが綺麗です。梅雨時期からは、堀のハスの花が見頃となります」(鹿児島県公式観光情報サイト「かごしまの旅」)

鶴丸城御楼門とツツジ(つるまるじょうごろうもんとつつじ)

所在地 鹿児島県鹿児島市城山町7-2
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/12332/

◆串木野浜競馬大会

串木野浜競馬大会。写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

 串木野浜競馬大会は、昭和33年(1958年)に当時の荷馬車組合の花見の余興として馬を走らせたのが発端で、今日まで続けられている歴史あるイベント。

「レース会場は照島海岸の約1500メートルの海岸線。可愛らしいポニーや輓馬(農耕馬)のレースでは、砂丘に乗り上げたり、海に飛び込んでしまう馬が出現したりと、ユーモラスなレースが展開されます。

 かつては中央競馬場を走っていたサラブレッド(軽種馬)のレースでは、華麗な走りが観客を沸かせます。名物は『ばふ~ん饅頭』。ユニークなネーミングで、味も最高です!」 (鹿児島県公式観光情報サイト「かごしまの旅」)

開催日:2023年4月23日(日)
開催場所:照島海岸

串木野浜競馬大会(くしきのはまけいばたいかい)

所在地 鹿児島県いちき串木野市照島5305-1
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10890

◆番所鼻自然公園

番所鼻自然公園。写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

 薩摩藩の番所があったことから名づけられた番所鼻自然公園は、日本地図作成のために立ち寄った伊能忠敬が「天下の絶景なり」と賞賛した景勝地。鹿児島県が誇るパワースポットだ。

「開聞岳が一望できる展望スペース、鳴らす回数によって祈願の種類が変わる『幸せの鐘」』や、日本で唯一のタツノオトシゴの観光養殖場『タツノオトシゴハウス』があります」(「かごしまの旅」担当スタッフ)

番所鼻自然公園(ばんどころばなしぜんこうえん)

所在地 鹿児島県南九州市頴娃町別府5202
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10649/

◆開聞岳とお茶畑

開聞岳とお茶畑。写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

  指宿のシンボル「開聞岳」は、「薩摩富士」とも呼ばれる美しい山。銘茶、知覧茶の産地である南九州市に広がるお茶畑との競演は、鹿児島が誇るフォトジェニックな景色。

「4~5月の新茶時期にもなると、知覧の入り口から新芽のよい香りが漂い、摘採機でのお茶摘みや新芽に濃い緑色をつける黒い布(バロン)が畑一面に広がる風景を見ることができます」(鹿児島県公式観光情報サイト「かごしまの旅」)

開聞岳とお茶畑(かいもんだけとおちゃばたけ)

所在地 鹿児島県南九州市

【協力】かごしまの旅

【公式】鹿児島県観光サイト かごしまの旅
鹿児島県の公式観光・旅行情報サイト。鹿児島には、世界遺産や歴史スポット、桜島、温泉、魅力ある島々など見どころがいっぱい!特集、モデルコース、観光スポット、体験、イベント、グルメ・お土産、動画、宿泊、アクセスなど旅に役立つ情報が満載です。

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