サクラクレパス新工場7月操業へ 水性ペンなど主力商品製造、15人新規雇用 鹿屋

2022/06/13 11:00

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サクラクレパス鹿児島工場が増設した工場=11日、鹿屋市吾平町麓

 文房具製造のサクラクレパス鹿児島工場(鹿児島県鹿屋市吾平町)が隣接地に増設していた生産工場と事務厚生棟の計2棟が完成し、11日、竣工(しゅんこう)式と見学会があった。操業開始は7月ごろの予定。
 同社によると、増設は国内外の需要拡大を受けたもの。新工場の延べ床面積は4850平方メートルで、水性マーキングペンなど主力商品を製造する。地元を中心に15人を新規雇用する。
 式には工場や市の関係者約60人が参加。この後、無人ロボットが材料を生産ラインに運ぶ仕組みなどを見学した。久木山元成社長(68)は「鹿児島工場は重要な製造拠点。地域発展に貢献していきたい」と話した。
 鹿児島工場は1971年、親会社のサクラクレパス(大阪市)の主力工場として設立。2021年12月決算の売上高は約26億7000万円だった。

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