九州南部と奄美地方で「春一番」吹く 過去10年で2番目の早さ

雲がかかる桜島と鹿児島湾=10日午前9時48分、鹿児島市(南日本新聞社の桜島ライブカメラより)

 雲がかかる桜島と鹿児島湾=10日午前9時48分、鹿児島市(南日本新聞社の桜島ライブカメラより)

 鹿児島地方気象台は10日、九州南部と奄美地方で「春一番」が吹いたと発表した。前年より36日早く、過去10年では2013年2月4日に次いで2番目に早い。
 気象台によると、「春一番」は立春から春分の間に吹く、風速8メートル以上の暖かい南風。10日の県内は、明け方を中心に低気圧や前線に向かって吹き込む南寄りの風が強まった。
 午前10時までの最大風速は種子島16.4メートル、枕崎14.1メートル、沖永良部13.7メートル、鹿児島市8.4メートルなど。

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