九州駅弁グランプリ 6年ぶりに「花の待つ駅かれい川」がグランプリ トップ10に鹿児島から4点

「花の待つ駅かれい川」(手前)、「わっぜえうまか!!薩摩黒膳弁当でごわす。」(左)など決勝大会に進出した鹿児島の駅弁

 「花の待つ駅かれい川」(手前)、「わっぜえうまか!!薩摩黒膳弁当でごわす。」(左)など決勝大会に進出した鹿児島の駅弁

第13回九州駅弁グランプリに選ばれた森の弁当やまだ屋の山田まゆみ代表(右)=3日、福岡市

 第13回九州駅弁グランプリに選ばれた森の弁当やまだ屋の山田まゆみ代表(右)=3日、福岡市

 九州駅弁グランプリ決勝大会(JR九州主催)が3日、福岡市であり、嘉例川駅の「花の待つ駅かれい川」(森の弁当やまだ屋・霧島市)がグランプリに選ばれた。鹿児島中央駅の「わっぜえうまか‼ 薩摩黒膳弁当でごわす。」(城山ストアー・鹿児島市)が準グランプリだった。
 西九州新幹線開業を記念して6年ぶりに復活した。13回目となる今回は、九州各県から51の弁当がエントリー。購入者投票(3135件)の上位10種類が決勝大会に進み、鉄道写真家や調理専門学校長らが審査した。
 「花の待つ駅かれい川」は霧島産黒米のご飯に甘い卵焼き、けせん団子が人気。森の弁当やまだ屋の山田まゆみ代表(65)は「廃線の危機もささやかれる駅に多くの方が来てくれる。もっと頑張っていこうと気持ちを新たにした」と語った。初登場で2位に入った城山ストアーの池畠丈二社長(38)は「従業員と地域の皆さんの支えのおかげ。鹿児島の食材を生かした健康的な弁当を全国に広げていきたい」と喜んだ。
 県内からは樹楽(姶良市)の「桜島灰干し弁当」、森の弁当やまだ屋の「百年の旅物語かれい川」も上位10点に入り、優秀賞を受けた。

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