野沢菜や切り干し大根の入った「縄文おやき」を品定めする客=5日、鹿児島市の山形屋
会場に並ぶ駅弁を品定めする客=5日、鹿児島市の山形屋
キムチを購入する客=5日、鹿児島市の山形屋
「有名駅弁とうまいもの大会」が5日、鹿児島市の山形屋で始まった。全国25駅で扱う56種の駅弁と空港内で売られる空弁5種を中心に、総菜、加工食品、スイーツを販売する。10日まで。
会場には、西明石駅(兵庫県)の「ひっぱりだこ飯」、稚内駅(北海道)の「ずわい蟹いくらめし」といった名産品がずらり。静岡県の「まるごとみかん大福」や長野県の「縄文おやき」なども並ぶ。食品統括部の田中省吾係長(31)は「各地の駅弁を食べて旅行気分を味わって」とPRした。
南九州市に帰省中で、たこ飯やわかめのつくだ煮、赤福を買った徳島県の大学生奥山哲平さん(22)は「なかなか行けない場所の駅弁が集まるのはうれしい。食べるのが楽しみ」と話した。
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