北薩横断道路・さつま広橋-佐志ICが来年3月17日に開通 整備率は48%に

整備が進むさつま広橋IC付近、奥が阿久根方向=2022年12月(県北薩地域振興局が小型無人機で撮影)

 整備が進むさつま広橋IC付近、奥が阿久根方向=2022年12月(県北薩地域振興局が小型無人機で撮影)

開通するさつま広橋-佐志インターチェンジの場所を地図で確認

 開通するさつま広橋-佐志インターチェンジの場所を地図で確認

 鹿児島県の塩田康一知事は28日、地域高規格道路「北薩横断道路」のうち、さつま広橋-佐志インターチェンジ=さつま町=の「広瀬道路」(5.8キロ)が2024年3月17日に開通すると明らかにした。
 北薩横断道は霧島市の鹿児島空港と阿久根市の国道3号を結ぶ延長64キロ。広瀬道路の所要時間は7分で、並行して走る国道504号と比べ3分短くなる。空港へのアクセスが向上し、県は長島町産ブリやさつま町産タケノコなど農水産品の販路拡大を見込む。舗装やガードレール、案内板などを整備中。14年度着工し、事業費は約170億円。
 広瀬道路開通で北薩横断道は約31キロが開通、整備率は48%になる。未開通は阿久根高尾野道路(阿久根・出水市、8.9キロ)、宮之城道路(さつま町、10キロ)溝辺道路(霧島市、14キロ)の3区間。全線開通時期は未定。

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