2050年…県内5市町は人口が半数未満になる 最大は南大隅町の61.2%、県全体も26.3%減 人口問題研20年比推計

image
image

 国立社会保障・人口問題研究所の試算では、鹿児島県の2050年の人口は20年と比べて26.3%減少し、158万8000人から117万人になる。43市町村のうち5市町が半数未満に落ち込む。
 人口が減る割合が最も大きいのは、南大隅町の61.2%。錦江町55.8%、垂水市52.0%、湧水町50.5%、阿久根市50.4%と続く。77%に当たる33市町村が30%以上減る。
 減少率が最も小さいのは、龍郷町で12.5%。姶良市15.5%、鹿児島市16.0%、霧島市18.0%、鹿屋市22.6%の順で続いた。
 県内の0~14歳の人口は20年と比べ、37.4%減って13万人。65歳以上の高齢者は6.6%減の48万3000人で、総人口に占める割合は32.5%から41.2%に上昇すると試算している。

コメント