奄美の海底でワイン熟成 海水温高めで波穏やかな大島海峡に500本 香りや味に期待

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波が穏やかな大島海峡の海底でワインを熟成させる試みが始まり、30日、およそ500本のワインが設置されました。
奄美大島と加計呂麻島の間の大島海峡でワインの熟成を始めたのは、東京に本社がある広告会社「アイスリー」です。
アイスリーは、2018年から瀬戸内町の委託を受け、町の広報を担当していて、PRのために大島海峡でのワインの熟成について調査してきました。
冬場の海水温が20度前後と高く、波の穏やかな大島海峡でワインを熟成させることで、香りや味の向上に期待が持てるということです。今回の500本を含む900本を海底に設置しました。
(アイスリー トラス・シーセラー 人見亘広報)「さまざまな条件が揃って恵まれた環境のこの海だからこそできるワインの提供が、町への貢献になる」
ワインの熟成期間はおよそ5か月間で、3月以降、インターネット販売の予約を受け付けます。

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