屋久島・白谷雲水峡登山道に蛍光塗料の落書き いたずらか、岩や木の根に19カ所

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蛍光塗料で落書きされた登山道沿いの岩=7日、屋久島町の白谷雲水峡(屋久島レクリエーションの森保護管理協議会提供)

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蛍光塗料で落書きされた登山道沿いの木の根=3日、屋久島町の白谷雲水峡(屋久島レクリエーションの森保護管理協議会提供)

鹿児島県屋久島町宮之浦の自然休養林・白谷雲水峡の登山道沿いで9日までに、黄色い蛍光塗料で描いた落書きが19カ所見つかった。自然休養林を管理する屋久島レクリエーションの森保護管理協議会は悪質ないたずらとみている。協議会事務局の日高美智男さん(63)は「森が泣いている。絶対にやめてほしい」と訴える。
協議会によると、落書きが見つかったのは、入り口付近の「憩いの大岩」(標高620メートル)から白谷小屋近くの「苔(こけ)むす森」(同860メートル)までの約1.8キロ区間。岩に丸く描いた直径約10~15センチ大のものや、木の根に描かれていた。
3日、ガイドが最初に発見。登山道周辺を調査し、9日までに少なくとも19カ所見つかった。協議会メンバーが落書きを消す作業を続けている。

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