指宿温泉 湯豊の宿 民宿たかよし

4年ほど前にこの宿に一度泊まり、ものすごく居心地がよかったので、もう一度宿泊しよう!ということで、ここ指宿温泉までやってきました。

指宿には大きいホテルから旅館、民宿、ゲストハウスやウイークリーマンションまで、様々な選択肢がありますので、自分に合う宿を選ぶとよいと思います。詳しくは公式HPでどうぞ。

いぶすき観光ネット指宿を見て、知って、遊んで、存分に楽しんで頂くための観光情報サイトです。www.ibusuki.or.jp

今回はあいにくの天気でしたが、相変わらず良い宿でした。
それではご紹介します。

部屋

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部屋(角部屋でした)

部屋は6畳の和室でしたが、角部屋ということもあり、あまり狭さは感じませんでした。
机の上の冷たいお茶がありがたい。氷が目一杯つめこまれていて、翌朝まで冷たかったです。
鏡台は壁に据え付け。下のテーブルはおりたたみ式でした。面白い。ドライヤーも備え付けられていました。

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鏡台&ドライヤー

窓からの眺望はこんな感じです。ちょっと海からは距離がありますので、直接見ることはできません。砂蒸しまで徒歩5分くらいです。目の前にコンビニ兼弁当屋(本家かまどや)があります。

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窓からの景色

カギめっちゃ小さい(笑)
簡易式のものです。民宿ですからね。もちろんきちんとカギは閉まります

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カギ

館内案内図です。
食事は1階の食事処で提供されます。温泉も1階です。
すべて階段なので、足の弱い方はちょっと注意が必要かもしれません。
トイレ、冷蔵庫は共同になります。トイレは1階にもありますので、あまり不便は感じませんでした。

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館内案内

温泉

さっそく温泉に行ってみます。温泉は2か所。すべて貸し切り形式で利用できます。手前が少し大きくて2~3人くらい、奥は小さくて1人用になっていました。ほぼ同じなので、1人用だけ。

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温泉(1人用)
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常にチョロチョロ

典型的な塩化物泉です。
最初はそうでもないかな。と思っていたのですが、だんだんあったまってきます。さすがあたたまりの湯。なかなか湯冷めしませんでした。
夏はちょっと暑いですね…。
少しずつ蛇口から源泉を注ぎ込んで、湯温を調整しているようです。なかなか絶妙な具合で調整されていました。

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分析表

源泉温度78℃なので、加水を何らかの形でしていると思うのですが、なるべく水を使わないようにしているものと思われます。
タオル・バスタオルは備え付けられており、自由に使用することができました(バスタオルは1人1枚でお願いしますと掲示されていました)
お風呂からあがると、素早くタオルが回収されており、細かく手入れをされている様子がうかがえます。気にいったので4回も入ってしまいました。

夕食

いよいよお楽しみの夕食です。
季節に応じた、さつま料理を提供してくれます。
配膳をしてくれるお母さんが非常にいい味を出していて、本当に鹿児島のおばあちゃんの家に帰ってきた感じがします。
配膳台を巧みに扱い(笑)腰がすごく曲がっているのにも関わらず動き回っていろいろな仕事をテキバキとこなしています。
相変わらず働き者のお母さんです。元気でよかった!

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夕食スタート
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かつおたたき アジ南蛮 とんこつ煮込み
さつま揚げ タイの潮汁 茶わん蒸し

結構最近は冷凍もののかつおのたたきがスーパーでも安価に出回るようになりましたが、やはり本場に来ると一味違います。
どれも派手さはありませんが、1つ1つが丁寧に作られていておいしい。

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焼きしゃぶ デザート

鍋は夏なので焼きしゃぶ。野菜の水分で煮るような感じになっていました。
食事開始とともにお母さんが火を入れてくれて、ちょうどいい具合にできあがりました。
デザートは芋プリン。サツマイモをたくさんもらったそうです(笑)

季節によるのでしょうが、以前泊まった時にはカツオの腹皮(お母さんはしびと言っていました)を焼いたものを出してきれました。これもおいしかったなぁ。

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カツオの腹皮
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飲料メニュー

せっかく来たので、今回は焼酎にチャレンジしてみよう!
…というか、お酒安すぎます!でも、全然知らない焼酎ばかり並んでいます。三岳以外は全て指宿の酒蔵の焼酎ということでした。
お母さんにおススメを聞いてみたら「イモ臭いのがいいかい?」
という逆に聞かれてしまいました。(笑)
あんまりクセのない方がいいかな…。と言ったら出してくれたのが
「問わず語らず名も無き焼酎」
面白い名前です。目の前でコップに注いてくれました。
水割り1杯300円(笑)
あとで調べてみたのですが、それなりの値段の焼酎でした。あれで利益は出ているんだろうか…。ちなみに製法は秘密だそうです。余計気になる…。
確かにスッキリしていて、飲みやすかったです。
妻は、自家製のしそジュースをお願いしました。これもおいしかった。

大山甚七商店 和甕を使ったこだわりの芋焼酎を造る老舗www.jin7.co.jp

もうおなかいっぱい。(ご飯2杯食べてしまった…)
大満足で後は温泉に入って寝るだけ。

朝食

翌朝です。すっきり6時に目が覚め、朝湯をキメて朝食の時間です。

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朝食全景

何気ない和定食ですが、うれしいのが生野菜があること。
とうふとキャベツ、レタス、キュウリ、トマトの何ともないサラダですけど、意外に和朝食で生野菜出ないじゃないですか。これはうれしい。
和風ドレッシングにさりげなくかつお節。いい仕事しています。
みそ汁には山芋が入っていました。これも意外でした。
おひつを空にしてしまいました。

この後、天気がものすごく悪かったのですが、山川からフェリーに乗って佐多岬を目指しました。
宿に泊まるとフェリーの割引券がもらえました!なんと1000円引き。
これは大きい。
また来ますね。何度でも帰りたくなる宿でした。

あ。そういえば砂蒸しに入ってないや。
まぁ、いっか。

■湯豊の宿 民宿たかよし
住所 〒891-0406 鹿児島県指宿市湯の浜五丁目1-1
TEL 0993-22-5982
料金 1泊二食付【さつま郷土料理】 8,050円~​
泉質 塩化物泉

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