眼下に広がる市街地、桜島 シェラトン鹿児島が内覧会 薩摩切子や黒薩摩が彩り、木目基調に温かな内装

甲突川と桜島、市街地を一望できるシェラトン鹿児島19階のレストラン=11日午後、鹿児島市高麗町

 甲突川と桜島、市街地を一望できるシェラトン鹿児島19階のレストラン=11日午後、鹿児島市高麗町

〈1泊28万円~〉桜島インペリアルスイートのリビング=11日、鹿児島市のシェラトン鹿児島

 〈1泊28万円~〉桜島インペリアルスイートのリビング=11日、鹿児島市のシェラトン鹿児島

〈別カット〉開放感のある1階のカフェ=11日、鹿児島市のシェラトン鹿児島

 〈別カット〉開放感のある1階のカフェ=11日、鹿児島市のシェラトン鹿児島

 鹿児島市交通局跡に16日開業する外資系ホテル・シェラトン鹿児島は11日、関係者向けの内覧会を開き、客室や温泉、レストランなどを公開した。最上階の19階はレストランとバーになっており、足元を流れる甲突川の先に桜島の眺望を楽しめる。
 館内はブランドカラーの青や緑、木目を基調とした温かな雰囲気で、薩摩切子や黒薩摩を飾るなど鹿児島らしさを採り入れた。客室は228室。1泊28万円からの「桜島インペリアルスイート」は広さ109平方メートル。
 戸田猛樹総支配人(59)は「開業に向けて従業員の気持ちは高まっている。皆さんに愛されるホテルにしたい」と意気込みを語った。
■温泉は源泉掛け流し、鹿児島らしさ随所に
 11日に内覧会を開いたシェラトン鹿児島は、客室、レストランからの桜島の眺望や源泉掛け流しの温泉など鹿児島らしさを売りに「シェラトン」ブランドの知名度も生かして国内外から観光客を誘客する。
 1階のカフェ「&More(アンドモア)」では、クレープやコーヒーを楽しめる。パソコンを使った打ち合わせなどに利用できるよう、全席に電源ポートを設置した。
 「桜島インペリアルスイート」は2部屋。客室に入ると雄大な桜島が出迎える。ベッドルームの他に大きなソファーが置かれたリビングや、簡単な調理が可能なダイニングもあり、高級マンションのよう。
 5階にある温泉は宿泊客のほか、ホテル内のスパ利用者も入ることができる。サウナや足湯もあり、ゆっくりと過ごせそうだ。

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