磯新駅に新たなイメージ図 景観に配慮しユネスコに提出へ

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2024年度の開業を目指して鹿児島市の磯地区で準備が進められている、JRの「磯新駅」の新たな完成イメージ図が公開されました。
経済団体や県、市の代表などが参加する協議会が1日開かれ、「磯新駅」を上空から見た完成イメージ図が公開されました。
「磯新駅」は、JR日豊本線の竜ケ水駅と鹿児島駅の間に設置することを目指しています。
4両編成の車両に対応するホームは92メートル。改札機や券売機のほか、車いす用のスロープも整備される予定です。
「磯新駅」の整備予定地は、旧集成館や仙巌園など世界文化遺産の構成資産の近くにあります。このため、文化遺産保全や周辺の景観に配慮する必要があり、協議会では複数の角度から見たイメージ写真を作成して、専門家の意見を添えてユネスコに設置案を提出し、了承されれば整備に着手します。
(磯新駅設置協議会 藤安秀一会長)「大変な時間と労力を使ってやっている以上、それを無にすることはできない。これは成功させたい。その気持ち一点」
「磯新駅」の設置案は、今年度中にユネスコに提出され、来年度の世界遺産委員会で審議される見通しです。

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