自動車税が高い……今年は無理でも来年の税金を安くする方法 買い替えはいつまでにすべき?

自動車税を払わないとどうなるの?納税証明書をなくしてしまったら?【クルマの税金基礎知識・2022年版】 | clicccar.com
電気自動車やプラグインハイブリッド車などを買ってから2年以上経つ人や、13年以上経ったガソリン車に乗っている人は、自動車税(種別割)が高くなります。自動車税は、今年度中に3つの方法のうちどれかを行うことで、来年の税金を安くできます。

来年3月末までに普通車を売って4月2日以降に軽自動車を買う

普通車に乗っている人は、来年3月末までに車を手放して、来年4月2日以降に軽自動車へ乗り換えると安くなります。

軽自動車の税金は1万800円と普通車より1万4,000円以上安いだけでなく、月割がないので1年間自動車税(軽自動車税)がかかりません。

排気量の小さい車に乗り換える

どうしても軽自動車に乗りたくない人は、少しでも排気量の小さい車に乗り換えましょう。自動車税は排気量に応じて高くなるので、排気量が大きい普通車に乗っている人ほど効果があります。

たとえば、排気量2,500ccの車から1,500ccの車に乗り換えると、自動車税が年間9,000~1万4,000円程度安くなります。

税金が軽減される車に乗り換える

電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自動車および天然ガス自動車に乗り換えれば、翌年度分のみグリーン化特例によって自動車税や軽自動車税が75%程度、おおよそ2~3万円安くなります。

グリーン化特例は、排ガスが少ない車に適用される税金で新車のみが対象ですが、電気自動車などの新車価格を考慮すると逆に高くなります。

ただ、買い替えると税金は安くなりますが、買い替えそのもので出費がかさんで、かえってお金がかかるかもしれないので、その点だけは注意しましょう。

文・北川真大(ファイナンシャル・プランナー)
写真/編集・dメニューマネー編集部

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