9/16〜19に頴娃町「だしとお茶の店 潮や、」で地域の⽣業とアートのコラボイベント「継往開来」開催


9⽉16⽇(⾦)〜19(⽉・祝)、南九州市頴娃町を舞台に「薩摩柘(さつまつげ)」の新たな可能性を探る、地域の⽣業とアートのコラボレーションイベント「継往開来(けいおうかいらい)」を開催!

「薩摩柘(さつまつげ)」とは?
「柘」は、ツゲ科の常緑低⽊から採れる⽊材です。
頴娃町をはじめとした、⿅児島県の南薩地⽅で⽣産される「薩摩柘」は、柔らかく温かい⾊味の⽊⽬や、適度な硬さと粘りが特徴で、全国的に銘⽊として知られ、「薩摩柘」を使ったつげ櫛や印鑑は⾼級品として扱われます。

「継往開来(けいおうかいらい)」というタイトルには、歴史ある「薩摩柘」を先⼈から受け継ぎ、発展させながら未来を開拓する、という意味が込められています。
今回、「薩摩柘」の端材をキャンバスにドローイングを⼿掛けたのは、⿅児島を拠点に活躍する、アーティスト・イラストレーターの篠崎理⼀郎さん。緻密な線によって描かれる独⾃の世界が「薩摩柘」という⽴体的な器を得ることで、不思議な⽣命⼒を湛えます。
作品展の最終⽇は、今回「薩摩柘」の端材を提供してくださった若林保さんと、篠崎さんのトークイベントも開催。歴史ある地域の⽣業を新たな視点で捉え直し、次の世代へ繋いでいくためのヒントを探ります。

篠崎理⼀郎 作品展「継往開来」

■ ⽇程:9⽉16⽇(⾦)〜19⽇(⽉・祝) 各⽇11:00〜17:00
■ 会場:だしとお茶の店 潮や、
(南九州市頴娃町別府358)
会期中は、作家による在廊や公開制作も予定しています。
詳細はInstagram@reeeeeach0222で確認を

トークイベント

■ ⽇程:9⽉19⽇(⽉・祝)14:00〜15:30
■ 会場:集いをつくる宿 ふたつや、
(南九州市頴娃町別府369)
■ 定員:10名程度
■事前申込:不要
■参加費:無料
■ 登壇者:若林保さん、篠崎理⼀郎さん
【地域の⽣業としての歴史や背景、現状】×【アートの器としての魅⼒や可能性】をテーマに薩摩柘の「今」を知り、新たな可能性を探ります。「潮や、」のドリンク持ち込みOK。

※お問い合わせ
e-mail: info.futatsuya@gmail.com
tel: 070-8572-8182 (担当:蔵元)



篠崎理⼀郎さん
1989年⿅児島⽣まれ。アーティスト・イラストレーター。主に線画やドローイング、コラージュを軸に制作。影響を受けた漫画や数学をルーツに、⽇常⾵景や⼼象状態を掛け合わせながら、繊細かつインタラクティブな世界を表現する。
https://www.reeeeeach.com/



若林保さん
1982年南九州市頴娃町⽣まれ。(有)若林印材代表取締役。東京の⼤学を卒業後、⼀般企業に就職したのち、(有)若林印材に⼊社。薩摩柘を利⽤し主に印材、櫛材、駒材の加⼯を⾏っている。江⼾時代から植林され続けている薩摩柘の伝統を守り、次世代に残す為の活動を⾏っている。



「だしとお茶の店 潮や、」
築100年以上の古⺠家をリノベーションした、カフェと⾷のセレクトショップ。「だし」と「お茶」を中⼼に、魅⼒ある南薩地域の⾷⽂化を五感で体験できる場所として、2021年4⽉にオープン。南薩の特産である「だし(鰹節)」と「お茶」を中⼼に、かごしま・南薩・頴娃の ” いいもの・こと・ひと ” を発信していきたいという想いを込めています。
【ランチ】11:00〜14:00
【カフェ】11:00〜17:00
【定休⽇】⽔・⽊曜
https://www.instagram.com/sioya.store/

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