【南さつま市】巨岩・奇岩好きは必見!桜も楽しめる!万瀬川上流にある自然が作り出した奇観『こせ渓谷』

関東から鹿児島に引っ越してきて、もうすぐ6年目に入ります。
元々、海・川・湖・滝など水がある景色が好きだったので、鹿児島は私には最高の場所。
有名な場所から、あまり知られていない場所まで、少しずつまわって楽しんでいます。
その中から、何度か訪れている『こせ渓谷』をご紹介します。

行き方のコツ

「こせ渓谷」は、ナビで普通にセットすると対岸の加世田川辺線(31号線)に到着してしまいます。
GoogleMapで「小瀬渓谷駐車場への道」という場所にナビをセットしてください。
初めての方は、案内板が出る道までの入り方がわかりづらいのでナビが必要です。
こせ渓谷への道
途中からは、案内が出ているので安心です
「小瀬渓谷駐車場への道」に到着すると、まだ先に道があるので、案内の看板どおりに進んでいきます。
離合できない細い道もあるので、運転には注意してください。
※道はきれいに整備されています

2~3台が駐車できる場所に着きます。
こせ渓谷
開けた場所に出ます
この場所からは、堰と渓谷の境目が見られます。
記念碑や案内板もあるので、まずここをチェック!
こせ渓谷案内

堰の下流がこせ渓谷

大正時代にできた堰、この上流と下流で景色が全然違います。
堰と渓谷
ここが境目
奥に見える赤茶の屋根は、昔営業していたそうめん流しの建物らしいです。

この場所から更に先(砂利道)を進むと、渓谷に入れる場所の近くまで車で行けます。
こせ渓谷への道
一昨年の5月撮影(今はこんなに草は生えていませんでした)
こせ渓谷は、滝や巨岩・奇岩などが見られる自然豊かな渓谷で、日本三大甌穴と言われている甌穴群があります。

甌穴とは、川の流れで岩石の表面にできる円筒形の深い穴のこと。

こせ渓谷の甌穴
複雑に削られた岩
こせ渓谷の滝
滝(この日は水量少なめでした)
凝灰岩が複雑に浸食され、長い年月をかけて自然が作り出した景観は圧巻です!
ほとんどの場所が水の流れが緩やかで、その中を自由に散策でき、素敵で飽きないです。
こせ渓谷

こせ渓谷
夕方はリフレが美しかったです
こせ渓谷
大きな岩もゴロゴロ
こせ渓谷
普通の川の流れの場所もあります
こせ渓谷の苔
もこもこした苔も可愛い
巨岩・奇岩、不思議な形で、どうやってできたのか考えてしまいます。
こせ渓谷の奇石
丸い岩に平らな岩がのっている?!
こせ渓谷の奇石
こけしのような岩
ひとつひとつがアートのようです。
これらの岩は、ボルダリングスポットとなっており、私が訪れた日も登っている方がいました。

巨大なステンレス製の魚道

渓谷の入口に、銀色の大きな建物があります。
魚道
実は、ボックス型魚道で、珍しいものだそうです。
本流は堰があるので遡上できないため、魚道が整備されているそうです。
ここを魚が登って行くところを見てみたいです。
なかなか険しい感じがします。

実は隠れた桜の名所

こせ渓谷の早咲き桜
私が訪れた2月下旬は、早咲きの桜が何本か咲いてました。
3月下旬になると、遊歩道沿いに数多く咲き乱れる桜を楽しめます。
渓谷の素晴らしい景観と桜、おすすめです。

【こせ渓谷】
住所:鹿児島県南さつま市金峰町花瀬
GoogleMapで「小瀬渓谷駐車場への道」という場所にナビをセットしてください
駐車場:入口手前の舗装された場所 3台程度
渓谷入口近くの砂利の場所 広いスペースがあります
24時間・無料で自由に入れます

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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