今日ご紹介する温泉は、指宿温泉の日帰り温泉施設「村之湯温泉」さん。温泉マニアの間では有名な温泉だ。先日ご紹介した「民宿たかよし」さんからは、車で5分ほどの距離。
場所は、住宅街のなかにある。Googleやカーナビがなければ迷ってしまうかもしれない。
とてもレトロな佇まいだ。
こちらで料金を支払う。料金箱にお金を入れるシステムのようだが、ご主人がいらっしゃったので、手渡しで。350円という良心的な料金(2022年12月現在)だった。
こちらが、男女別の浴場への入り口。きわめてシンプル。
扉を開けると、すぐに、ふたつの浴槽が目に飛び込んできた。
う、美しい…。
これらの写真は、手前の脱衣スペースから撮影した。脱衣スペースとお風呂スペースの間に仕切りはなく、昔風の湯屋の造りだ。
お湯に浸かってみると…。結構、熱めの温度だった。無色透明で、舐めてみると、塩味がした。泉質は、ナトリウムー塩化物泉。
私がお湯に浸かっている間に、地元のリピーターのご婦人たちが次々にやってきた。「このお湯が一番なのよね」などということを(鹿児島弁で)言っていた。
ちなみに、鹿児島県観光サイトに、こちらの温泉について、以下のような言及があった。
昭和20年5月頃、今次大戦の天王山であった沖縄侵攻中の敵艦隊に対し、当時指宿海軍基地の勇士等が唯祖国の必勝を期し心おきなく当温泉場で身体を清めた後、勇躍特攻出撃して従った忘れ難き歴史的温泉です。
第二次世界大戦で特攻出撃していった兵士たちが、出撃前にここで身体を清めたとは。どのような気持ちだっただろうか。こうして平和な世の中で、趣味で湯めぐりを楽しめるとは、なんと幸せなことだろう。しみじみと感じ入った。そして、この素晴らしい施設を長年にわたり営業し続けてくださっていることに、感謝の気持ちでいっぱいになった。
いいお湯でした。お世話になりました!
こちらの施設についての「いぶすき観光ネット」さんのサイトは、こちら。
村之湯温泉 | いぶすき観光ネット指宿を見て、知って、遊んで、存分に楽しんで頂くための観光情報サイトです。www.ibusuki.or.jp
こちらの施設についての「鹿児島県観光サイト」さんのページはこちら。
村之湯温泉昭和20年5月頃、今次大戦の天王山であった沖縄侵攻中の敵艦隊に対し、当時指宿海軍基地の勇士等が唯祖国の必勝を期し心おきなくwww.kagoshima-kankou.com
外資系企業勤務のアラフィフ女子。ビジネス英語、読書、お城、温泉、B級グルメ等の記録。外資系で生き残るための日本人向け英語ノウハウをKindle出版。
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