【米軍無人偵察機】配備に向け街に少しずつ変化が… 鹿児島県鹿屋市

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鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地に配備が計画されているアメリカ軍の無人偵察機。配備に向けた準備が進む中、街には少しずつ変化がみられるようになりました。鹿屋市の今を取材しました。
8月31日、大型の輸送機が鹿屋航空基地に到着し、アメリカ軍関係者が降り立ちました。基地の中には巨大なテントが建てられるなど、無人機配備に向けて着々と準備が進められています。
海上自衛隊鹿屋航空基地に配備されるアメリカ軍の無人偵察機、MQ9。
中国軍の警戒監視のため、8機が1年間配備され、運用や整備のためにアメリカ軍関係者、最大200人が鹿屋市内のホテルに駐留します。
鹿児島県内でアメリカ軍関係者が駐留するのは初めてです。
鹿屋市によりますと配備を前に現在、約20人が常時作業にあたっているということです。そして街の中にも変化が。
春山たかよ記者「鹿屋市の中心市街地です。私自身も数回、アメリカ軍関係者を見かけたことがあり、配備が近づいていることを実感しました」
取材中も、商店街を歩くアメリカ軍関係者の姿がありました。
商店街の人はー。
電気店の店主「普通に歩いていてそこら辺のファミレスに歩いて行ったりとか近くの焼き肉屋さんに行ったりとか、気さくに手を振ってくれるので安心感があります」
時計店の店主「け若い方若い方ですよね。見かけます。その辺の青年と変わらない感じですよね。思っているほど怖いとかいう雰囲気は今のところ感じないですね」
今回のアメリカ軍関係者の駐留に街からは経済効果を期待する声も聞かれます。
鹿屋市商店街連合会は駐留するアメリカ軍関係者が利用しやすいよう英語のサイトを準備しているということです。
また、鹿屋市のあるホテルはアメリカ軍関係者の受け入れを決め、1年間休館することを決めました。ホテルからは関係先に「10月1日から1年間の予定で休館する」と連絡があったということです。
夜には九州防衛局の制服を着た職員の姿が。安心・安全を求める住民の声を受け8月3日から始まった職員の夜間パトロールです。
パトロールは2班体制で、午後7時から午前0時まで、繁華街を中心に巡回が続けられています。
早ければ9月中にも始まる無人偵察機の配備。鹿屋の街には少しずつ変化が現れ始めています。

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