大雨被害の奄美で6集落の孤立続く 船で物資届ける 鹿児島県

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奄美地方では2日連続で線状降水帯が発生するなどした大雨の影響が続いています。宇検村では6集落、365人が孤立状態となっていて、先ほど、船で支援物資が届けられました。
宇検村平田では、22日午前10時ごろ役場の職員らと支援物資などを乗せた漁船が到着しました。
奄美地方に出されていた土砂災害警戒情報や大雨警報は22日午前に全て解除されましたが、大雨の影響は続いています。
宇検村では、部連、名柄、佐念、平田、阿室、屋鈍の6つの集落が22日も孤立状態のままです。そのため、村は漁船を使ってカップラーメンや発電機などの支援物資を孤立した集落に届けました。
(孤立した集落の住民)「島に来て40年、初めて経験する雨。(停電で)食べ物が腐らないか冷蔵庫が心配」
(記者)「瀬戸内町の山間部に来ています。きのうから続いている断水を解消するため土砂を取り除く懸命な作業が続いています」
一方、瀬戸内町では21日朝からおよそ4300世帯で断水が続いていて、その原因となった取水口では22日朝、町の職員らが土砂をかき出していました。
町によりますと一部で復旧し始めているものの、全面的な復旧の見通しは立っておらず、22日も自衛隊による給水が行われています。
また、午前11時現在の宇検村と瀬戸内町のおよそ380戸で停電が続いています。

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