007映画ロケ地の記念碑前でポーズを取る外国人ツアー客=20日、南さつま市坊津町秋目
「007は二度死ぬ」のロケで坊津を訪れたショーン・コネリー(左)。映画にエキストラ出演した宮内一朗さんの父親が撮影した(宮内さん提供)
【別カット】泳ぐショーン・コネリー。映画「007は二度死ぬ」にエキストラ出演した宮内一朗さんの父親が撮影した(宮内さん提供)
1967(昭和42)年に公開された映画「007は二度死ぬ」の国内ロケ地を巡る海外8カ国のツアー客25人が20日、鹿児島県南さつま市坊津町秋目を訪れた。俳優ショーン・コネリーさんや浜美枝さんが躍動した漁村のシーンを思い浮かべながら、当時と変わらない海や集落に感嘆の声をあげた。
オランダのマルティン・ムルダーさん(51)が2017年に続き企画した。7日から東京や鹿児島市などゆかりの地を巡っている。66年にロケをした秋目が最大の見せ場で、「記念碑やロケで使われた民家が残るのはここだけ。コロナでなかなか入国できなかっただけに感慨深い」。
秋目では小学5年のときにエキストラ出演した地元の宮内一朗さん(67)が海岸や民家を案内。「映画の力を感じる。世界に選ばれた『ひなびた漁村』が誇らしい」と笑顔を見せた。
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