チンドン行列、バナナのたたき売り…川辺二日市で〝昭和〟楽しむ 鹿児島・南九州

チンドン行列も登場し、にぎわう川辺二日市=4日、南九州市川辺

 チンドン行列も登場し、にぎわう川辺二日市=4日、南九州市川辺

穏やかな天気の下、多くの人が訪れにぎわう川辺二日市=4日、南九州市川辺

 穏やかな天気の下、多くの人が訪れにぎわう川辺二日市=4日、南九州市川辺

 南薩に春の訪れを告げる川辺二日市が4日、鹿児島県南九州市の川辺町商店街で始まった。新型コロナ禍で中止が続き3年ぶりの開催。穏やかな天気の下、多くの人が訪れ、約240年の歴史があるとされる伝統市を楽しんだ。5日まで。
 約1.3キロにわたり歩行者天国となった商店街は刃物や竹細工、飲食など約350の露店がズラリ。そぞろ歩く人々を呼び込む売り子の声が響いた。名物のチンドン行列や大道芸、バナナのたたき売りも以前の通り。懐かしい昭和の雰囲気を漂わせた。
 店先に休憩所を設けた大倉野義章さん(83)は「商売はやめたが、顔見知りが立ち寄ってくれる。やっぱり市があるとうれしい」と話した。

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