黄色鮮やかサワーポメロ 味も大きさも良好、収穫進む いちき串木野

爽やかな香りと厚い皮が特徴のサワーポメロを収穫する果樹農家=いちき串木野市

 爽やかな香りと厚い皮が特徴のサワーポメロを収穫する果樹農家=いちき串木野市

 鹿児島県いちき串木野市特産のサワーポメロの収穫が進んでいる。鮮やかな黄色に色づいたソフトボール大の実が2月中旬~下旬、市内の物産館「季楽館」などに並ぶ。
 サワーポメロはボンタンの一種で、爽やかな香りと厚い皮が特徴。市農政課によると、市内の約50農家が約13ヘクタールで栽培する。今年は秋口の天候がよく乾燥していたため、味も大きさもいい出来に仕上がったという。250~300トンを出荷予定。
 湊町の8アールの果樹園で栽培する佐保井政己さん(82)、敏子さん(74)夫婦は3日、収穫作業に汗を流した。政己さんは「食べる前は香りを、食べたら爽やかな風味を楽しめる。ぜひ試してほしい」とPRした。

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