赤く色づいたイチゴの収穫に追われる農家=9日、薩摩川内市樋脇町市比野
(別カット)赤く色づいたイチゴ=9日、薩摩川内市樋脇町市比野
赤く色づいたイチゴ=9日、薩摩川内市樋脇町市比野
クリスマスや年末年始のイチゴ需要期を迎え、鹿児島県内各地で収穫が進んでいる。薩摩川内市樋脇町市比野の東清和さん(75)の農園では9日、緑の葉に映える赤く色づいた1粒35グラムほどの大きな実を選び、家族で摘み取った。
ビニールハウス5棟で「さつまおとめ」など4品種を栽培する。収穫は11月末から始めた。12月はお歳暮などの贈答用やケーキの材料として需要が高く、県内外約500カ所へ発送予定。
東さんは「今年は暖かいので甘みは控えめだが、ケーキ用には向いている」と話した。ハウスでは、1月から5月上旬までイチゴ狩りも楽しめる。
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