介護報酬の不正請求で、鹿屋市の訪問介護事業所が指定取り消

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鹿屋市にある訪問介護事業所が、ホームヘルパーが勤務していない日に利用者にサービスを提供したなどとうその報告をして、介護報酬を不正に受け取っていたとして、鹿児島県は、この事業所の指定を取り消すと発表しました。
来月14日付けで訪問介護事業所の指定取り消しの行政処分を受けたのは、鹿屋市の社会福祉法人、円鏡福祉会が運営する「訪問介護事業所きずな」です。
県によりますと、「訪問介護事業所きずな」は2022年1月から23年2月までの間に、ホームヘルパーが実際は勤務していない日や時間帯にサービスを提供したとしたほか、一人のホームヘルパーが同じ時間帯に複数の利用者にサービスの提供したとするなど、虚偽の記録を作って介護報酬を不正に請求し、報酬を受け取っていたということです。不正請求額は73万円余りに上るということです。
「訪問介護事業所きずな」の責任者は取材に対し、「コメントすることはない」と話しています。
この事業所は2016年にも同様の不正請求を行ったとして、3か月間、サービスの提供を停止する行政処分を受けていました。

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