鹿児島サンロイヤルホテル移転含め検討へ 鹿児島市議会でも質疑

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 創業50周年を迎えた鹿児島サンロイヤルホテルについて、建物の耐震工事を行うか、移転するかなどを話し合う検討委員会が立ち上げられることが分かりました。これについて、8月29日の鹿児島市議会でも取り上げられました。
 鹿児島サンロイヤルホテルによりますと、建物は築50年が経過し耐震改修が必要となっていて、早ければ今年10月にも今後について話し合う検討委員会が立ち上げられるということです。検討委員会では建物の耐震工事を行うか、敷地内に建て替えるか、移転するかを含め話し合われる予定だといいます。
 8月29日の鹿児島市議会の代表質疑でも鹿児島サンロイヤルホテルについての質問が挙がりました。ホテルの株式を24%保有し、筆頭株主となっている鹿児島市。片平 孝市議員が耐震工事が必要になっているサンロイヤルホテルを県が所有する住吉町15番街区に移転するのはどうか下鶴市長に考えを問いました。
(下鶴市長)
「鹿児島サンロイヤルホテルの今後の在り方を検討し具体的な方向性を決定するための新たな組織を設置されると伺っているのでその動向を見守る。今後とも本市の稼ぐ観光につながる拠点の1つとしての役割などについて適切に対応してまいりたい」
 鹿児島港本港区の活用について新たな動きとなるのか。今後の動きに注目です。

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