北朝鮮工作船事件(2001年)で被弾 巡視船「きりしま」が引退へ

2001年に奄美沖の東シナ海で北朝鮮の工作船が海上保安庁の巡視船と銃撃戦になり沈没した不審船事件で、追尾を担当した1隻「きりしま」が解役されることになりました。
巡視船「きりしま」180トンは、1991年に就役し、2001年奄美沖の東シナ海で起きた北朝鮮工作船事件では、巡視船「あまみ」「いなさ」「みずき」と追尾を担当。高速で逃げる工作船を停止させるため接舷し挟み撃ちにしようとした際、工作船から銃撃を受け被弾しました。
その後は宮崎海保に所属が移り、現在宮崎県の日向海上保安署に所属していましたが、老朽化のため今月25日で解役されることが決まりました。
12月には宮崎海保に新しく建造される「きりしま」180トンが配属されます。

コメント