鹿屋市議、「2次会用意しているか」「お姉ちゃんのいる店に」発言で副委員長辞任

 鹿児島県鹿屋市議会の田辺水哉議員(50)は7日の総務市民環境委員の会合で、視察先の青森県八戸市の議会関係者に不適切な発言をしたなどとして謝罪し、同委員会の副委員長を辞任した。

 田辺議員によると、昨年11月中旬の夜、視察で訪れた八戸市で、地元の議会関係者との懇親会に出席し、「2次会は用意しているか」、「お姉ちゃんがいる店に連れて行って」などと発言。同席者に注意されたという。

 視察後、複数の鹿屋市議が「品位を欠く不適切な発言があった」と指摘。発言の内容や真偽のほか、議会の対応に関する問い合わせが市民からあり、市議会は、田辺議員に事実関係の説明を求めていた。

 田辺議員は委員会終了後、報道陣の取材に「(視察先と)もっと親しくなり、広域合併や自衛隊の基地について意見を聞きたかった。話に集中するため、焼酎をつくる女性がいる店が良いと思った」と話した。

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