鹿児島県南九州市のレンタルオフィスに県内外3社が進出

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鹿児島県南九州市のレンタルオフィスに、東京や広島に本社を置く企業など3社が進出することになり、13日、協定締結式が行われました。
南九州市知覧町に2022年5月オープンしたテレワーク施設「379(ミナキュー)ワークターミナルPACBO(パクボ)」。その一角にあるレンタルオフィスに3つの企業が入居することになり、13日、南九州市と進出協定を締結しました。
入居するのは東京都に本社を置き、地方創生に取り組む「NHHM」、広島県に本社を置く出版業の「ザメディアジョンHR」、鹿児島県内で製茶の加工販売を営む「池田製茶」の3社です。
南九州市で、これから新規事業に取り組む各社、どんな狙いがあるのでしょうか。
NHHM・芳村英郎代表
「知覧武家屋敷の中の西郷恵一郎邸を借り受けることが決定している。修学旅行生や外国の方に文化体験をしてもらったり、お茶の作法も一緒に教えて販売していきたい」
ザメディアジョンHR・田村洋介次長
「南九州市の魅力、知覧茶や川辺牛など、特攻隊や歴史、戦争だけでない魅力がたくさんあると思うので、もっと発信していきたい。もっと貢献したいということで、私自身が知覧に移住してきてTikTokでいろんなことを発信し始めている」
池田製茶・池田研太代表
「より生産者と近づく形になり、一つの拠点としてコミュニケーションが取れたり、海外への販路に対応できるお茶づくりのノウハウを協議しながらやっていきたい」
南九州市のポテンシャルを見いだし、新規事業に取り組む各社の企画力に塗木市長も期待を寄せています。
南九州市・塗木弘幸市長
「交流人口を増やしてもらい、色んな方が知覧茶、または観光のPRをして、市が活性化することを願っている」
地域の盛り上がりや雇用の創出など、3社の進出は南九州市を大きく変えていくかもしれません。

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